2021-05-02

今週及び中期日経平均予想(5/2)


今週の日経平均予想 


今週・5/3週については、月曜~水曜の東京市場は休場となるが、日経平均CFD及びCME日経平均は稼働しており、これらの動き次第では目先動向及びGW明けの日経平均動向のヒントを得ることができると見ている。


まず、先週金曜の先物ナイトについては、下図・先物15分足チャートに見るとおり、現物225市場の大引け後に買い戻しが入り、大引けから+160円高・28,960円高値後に再度売られたものの、日中安値28,770円を割れることなく、28,800円で下げ渋り、ナイト終値は28,860円と小幅反発して引けている。



なお、ダウ平均は、東京時間のダウ先物安値に比べて-100ドル程度下押ししたにもかかわらず、日経先物が東京時間の安値28,770円を割ることなくナイトセッションを経過したことから28,800円が下げ止まりの目処となった。

ただ、28,800円での下げ止まりは、日経先物が週末のナイトセッションを最後にGW休場に入ることから、売り方による直近の利益を確保する買い戻しが優勢となったことも要因の一つと思われる。

なお、現物225市場では、28,800円が上窓となっており、価格の節目であることには違いないが、GW中については、現物市場及び先物市場が休場となるため、仮に週初のダウ平均が下押しとなった場合には日経平均CFDも売りに押されることが想定される。



(昨日アップしたダウ平均週間予想においても、ダウは目先は上値の重い動きが想定され、25日線・33,680ドルまたは33,600ドル付近までの下押しの可能性が残っていると見ている

したがって、日経平均CFDについてもダウ平均の動き次第では、33,600ドル~33,700ドルに相対した価格まで下げる余地を残していると見ている。

なお、ダウ週間予想に記したとおり、ダウの目先は「買われては売られ」「売られては買われる」鯨幕的な動きになりやすいと見ており、下押し後は反発となり、レンジ中央からやや上方に戻ると見ており、GW前半に下押しとなれば、GW明けに向けては、下押し分を戻す展開になると予想している。

したがって、今週・GW週の日経平均予想レンジは28,500円~29,000円を想定しており、GW内については下値目処28,500円~28,600円、上値目処は28,800円~28,900円を想定している。

なお、GW明けについては28,800円~28,900円で寄りついた後、堅調に推移すると見ているが、時間足の移動平均線に上値を抑えられやすいため、想定どおり堅調な展開となったとしても、29,000円~29,100円の上値は重いと予想している。

※GW明けの日経平均予想については、今後の日経平均CFDの動向によってアップデートを予定している


今後の日経平均予想(中期予想)


日経平均については、2/16高値・30,714円示現以降、高値切り下げが続いている。

ただ、欧米株の上伸により下落幅は限定的であり、昨年10/30・22,948円を始点とする約7,800円の上昇に対する日柄調整にあると見ており、利益確定売りや売り方の攻勢一巡を待つ局面と想定している。

また、米国株の強さから、敢えてワクチン接種が周回遅れとなっている日本株を買う理由に乏しいことも、買いが集まらない要因になっている。


加えて、足元の決算発表では好決算が相次いでいるものの、2022.3業績については非開示としている企業が多く、おそらくGW明けの決算発表についても同様の措置が取られると思われることから、買い手かがりを見つけることができにくい環境に陥っている。

これらのことから、引き続き欧米株に比して相対的に弱い動きにならざるを得ず、高値切り下げ・安値切り下げの流れが今しばらく続くものと想定している。

ただ、足元では騰落レシオやRSI等のオシレーター系指標が売られすぎ圏に達しつつあり、テクニカル的な売られすぎ圏到達ではリバウンド狙いの買いが入ると見ている。

足元のそれどれの数値は以下のとおりとなっており、騰落レシオの80%割れ、RSIの10%~20%では、テクニカルリバウンド入りが想定される。

---
・騰落レシオ   89.83
・RSI (9) 日経平均 37.57、TOPIX    32.06 
・RSI(14) 日経平均 39.16、TOPIX    36.74
---

目先に想定される下値目処としては、28,000円の心理的節目及び26週線タッチが押し目処と想定される。


ただ、上述予想のとおり、足元から真っ直ぐに落ちると言うよりは、いったん29,000円~29,100円高値を試した後、再度下値を試す展開になるのではないか?と見ている。

中期的には、目先に想定される28,000円近くへの下押し後、テクニカルリバウンドを挟んだ二番底形成後に28,500円前後でのもみ合いに移ることができれば、再度28,000円を割り込んだとしても1/29安値・27,629円での上昇転換が可能と想定している。

一方、28,500円前後のもみ合いに移行することができず、28,000円前後でのもみ合いが続いた場合には、夏にかけて27,000円を試す展開になりやすい見ている。

なお、いずれのケースにおいても、足元からの下落が決定的となった場合の上昇転換は秋以降になる可能性があると予想している。

※5/3 18:40追記

本日夕刻の日経平均CFDは、欧州株高により一時60分・
200MAを上回るが、上値抵抗線に押し返される。


ダウ平均CFDについても、60分足の上値抵抗線で押し返されており、MACDもゼロラインを挟んだもみ合いが続いており、基本的には、引き続き33,800ドル~34,150ドルのレンジ内の値動きが続くと見ている。

スポンサーリンク