2025-03-24

3月第3週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 (3/24)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・3/21時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した3月第3週(7/1~5)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
3月17日日経2251,208-2,5568172,110-1,1542,309
TOPIX-498-5,3726315,787-4,398-769
3月21日710-7,9281,4487,897-5,5521,540
建玉残高
TOTAL2,696-8,91541,67043,031-20,839-41,702
日経2253,933-3,489-4,7015,297-1,156-12,444
TOPIX-1,237-5,42646,37137,734-19,683-29,258
日経225先物>
2025年06月限月5,283-2,510-4,4325,176288-12,394
2025年09月限月-145-95824357381400
3/21
日経225mini>
2025年04月限月-13,8532,290-2,515446-18,250-4,500
2025年05月限月1,806-2,496-2,60518900
TOPIX先物>
2025年06月限月-899-5,42646,02137,734-20,033-29,258
2025年09月限月-338035003500


売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
3月17日日経2251,6291,0154951,648-1,668
TOPIX-1,6435,237-2,0014,246214
3月21日-146,252-1,5065,894-1,454
建玉残高
TOTAL-33,43610,34336,3206,992-4,595
日経225-17,045-3,2683,2911,9883,756
TOPIX-16,39113,61133,0295,004-8,351
日経225先物>
2025年06月限月-23,832-6,4613,2911,9883,872
2025年09月限月18718500-16
3/21
日経225mini>
2025年04月限月63,50030,01803-1,000
2025年05月限月2,500630-20
TOPIX先物>
2025年06月限月-16,14113,61133,0295,004-8,601
2025年09月限月-250000250


週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
3月17日日経225-3,351465185228-1,180
TOPIX5231651480476
3月21日-2,828630333228-704
建玉残高
TOTAL25,934-456-6,835262-8,606
日経22536,3585,7214,180262-714
TOPIX-10,424-6,177-11,0150-7,892
日経225先物>
2025年06月限月36,4585,3454,238234-730
2025年09月限月-100376-58-610
3/21
日経225mini>
2025年04月限月000385548
2025年05月限月000-48-490
TOPIX先物>
2025年06月限月-10,424-6,177-11,0150-7,892
2025年09月限月00000

米主要3指数の日足チャートは買われ過ぎ圏に近づいてる。ただ、週足は売られ過ぎからの反発局面に入っており、基本観としては下げても短期調整にとどまる見込み。
一方、トランプ大統領の関税政策次第で米国の景気減速懸念が高まる可能性がある。
その場合、米主要3指数は、足元で分水嶺にある月足ベースでの下落につながる可能性があり、ここまで堅調推移している日本株への影響も避けられないと見ている。
したがって、目先的には37,800円~38,000円超(配当権利落ち後37,500円~37,800円超)を指向している日経平均についても、引き続き配当権利落ち~新年度入りのイベントを通過後・4月~5月の二番底形成を警戒したほうが良いと見ている。
なお、テールリスクが起きることなく通過すれば日経平均の下値目処は36,000円~36,500円と見ているが、同リスクが現実となった場合の日経平均の下値目処は33,000円~34,000円を予想している。



※追記 3/26 19:10
上記本文にて目先の日経平均について次のとおり記した。

>目先的には37,800円~38,000円超(配当権利落ち後37,500円~37,800円超)を指向している

この予想どおり今週の日経平均は38,000円に乗せるものの押し戻され、37,800円~38,000円超のもみ合いとなっている。
ただ、このもみ合いによりかなり熟れてきた感があり、米主要3指数についても一段・二段の上値余地が生じてきていることから、(米株が予想どおり高値を取ってくるとの前提で日経平均は38,500円~38,800円(配当権利落ち後38,200円~38,500円)程度までの上値余地が生じていると見ている
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