※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日の日経平均は-474円安・40,414円の大幅安となり、昨日アップした「今週の日経平均予想(3/24)」にて記した弱気見通しどおりの展開となった。
>もとより、3月~4月にかけての東京市場は(中略)需給悪が重なる時期であるため、余程に強い買い姿勢が現れない限り値幅の大小はあるにしても慎重な相場環境入りすると見ている。
さて、本日公表のあった先週末・3/22時点の「取引参加者別建玉残高」を元に先週・3月第3週(3/18~3/22)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
※ここより追記
売り方上位の野村が6.900枚買い戻しにより売り建玉を-11,384枚に圧縮し、もはや売り方上位から外れるまでになった一方で、ゴールドマンが-14,377枚の大口売り越しにより売り方上位に進出することとなった。
なお、みずほは1,049枚の買い戻しにとどまり、-67,592枚の売り建て玉を残している。
一方、モルガンMUFL・バークレイズの買い方上位はそれぞれ1,199枚・2,239枚の買い乗せとなっており、少なくとも利益確定売りは出していない模様であり、依然として強気姿勢を維持していると見られる。
その他・海外勢については、買い方の売り越し・売り方の買い戻しの傾向となっており、相場追従型と見られる。
その他・国内勢については直近の高値圏で売り越していたSBIが買い戻しを繰り出しており、このあたりはフットワークの軽い目利きの良い個人勢の勝利となっている。
なお、大手の大和・SMBCは売り越しとなっており、機関を中心とした期末要因の売りと見られる。
本日の日経平均は-474円安・40,414円の大幅安となり、昨日アップした「今週の日経平均予想(3/24)」にて記した弱気見通しどおりの展開となった。
>もとより、3月~4月にかけての東京市場は(中略)需給悪が重なる時期であるため、余程に強い買い姿勢が現れない限り値幅の大小はあるにしても慎重な相場環境入りすると見ている。
さて、本日公表のあった先週末・3/22時点の「取引参加者別建玉残高」を元に先週・3月第3週(3/18~3/22)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
※ここより追記
売り方上位の野村が6.900枚買い戻しにより売り建玉を-11,384枚に圧縮し、もはや売り方上位から外れるまでになった一方で、ゴールドマンが-14,377枚の大口売り越しにより売り方上位に進出することとなった。
なお、みずほは1,049枚の買い戻しにとどまり、-67,592枚の売り建て玉を残している。
一方、モルガンMUFL・バークレイズの買い方上位はそれぞれ1,199枚・2,239枚の買い乗せとなっており、少なくとも利益確定売りは出していない模様であり、依然として強気姿勢を維持していると見られる。
その他・海外勢については、買い方の売り越し・売り方の買い戻しの傾向となっており、相場追従型と見られる。
その他・国内勢については直近の高値圏で売り越していたSBIが買い戻しを繰り出しており、このあたりはフットワークの軽い目利きの良い個人勢の勝利となっている。
なお、大手の大和・SMBCは売り越しとなっており、機関を中心とした期末要因の売りと見られる。
総合的には、直近2/9時点で-53,009枚の売り越しとなっていた野村が1ヶ月半程度で売り越し組から脱却しつつある点がやや気になる。
依然としてみずほが大口の売り越しを残しているものの上昇相場は売り方がつくるのが相場の本質であることを考えれば、上昇の推進力が減退したと感じざるを得ない。
今後、ゴールドマンがどこまで売りを伸ばしてくるか、またみずほがさらなる売り乗せを画してくるかが焦点となるが、年始からの上昇幅を考えれば値幅の大小はともかく一服が相当と見ている。
ただ、下げたところではNISA組や新規参入の個人の買い及び昨年来で巨額売り越しとなっている年金の買いが相場を下支えすると見ている。
(年金は運用資金枠の縛りによって急騰によって評価総額が増大した場合には機械的な売りを出して資産圧縮せざるを得ない仕組みになっているが、そろそろ買い出動のタイミングが近づいていると見ている)
したがって、かねて記している3月~4月の悪受給で下げるにしても、先物の売り崩しにより一時大きく下げることはあっても、その後のリカバリーも早く、結果として下落トレンドは緩いものになると想定している。
なお、今週については本日(3/26)に「今週の日経平均予想(3/24)」に記した筆者の週間下値目処の下限・40,300円を達成したことから短期的には反発期入りすると見ている。
このため、週内は40,800円~40,900円処(41,000円~41,100円から配当権利落ちを減じた価格)を目指すと見ている。
※追記3/28(木)19:24
本日の日経平均は594円安・40,168円と、配当権利落ちの260円余を上回る大きな反落となった。
買い方も、昨日(3/27)大引け30分前の41,000円手前での先物の売り仕掛けによって上値の重さを再確認したことから買いを繰り出しにくくなっている。
また、値ごろ的にも筆者予想レンジ下限の40,300円~40,500円達成後、一気に上限レンジ・下限41,000円まであと21円と迫ったことから買い方に達成感が生じていたことも要因と言える。
ただ、下げれば買いたい資金があることから一方的な下げにはならないと見ている一方、年初からの上昇幅の大きさから年金や銀行・生損保などの売らなければならない益出し玉があることも事実であるので、目先的にはこれらの綱引きが続くだろう。
最も楽観的な見方としては、本日の40,054円にて短期的な安値をつけたか、再度40,000円を試した後、日柄調整に入る可能性を想定しつつも、雰囲気的には、もう一段39,600円辺りまで下げほうが好ましいと見ている。
総合的には、直近2/9時点で-53,009枚の売り越しとなっていた野村が1ヶ月半程度で売り越し組から脱却しつつある点がやや気になる。
依然としてみずほが大口の売り越しを残しているものの上昇相場は売り方がつくるのが相場の本質であることを考えれば、上昇の推進力が減退したと感じざるを得ない。
今後、ゴールドマンがどこまで売りを伸ばしてくるか、またみずほがさらなる売り乗せを画してくるかが焦点となるが、年始からの上昇幅を考えれば値幅の大小はともかく一服が相当と見ている。
ただ、下げたところではNISA組や新規参入の個人の買い及び昨年来で巨額売り越しとなっている年金の買いが相場を下支えすると見ている。
(年金は運用資金枠の縛りによって急騰によって評価総額が増大した場合には機械的な売りを出して資産圧縮せざるを得ない仕組みになっているが、そろそろ買い出動のタイミングが近づいていると見ている)
したがって、かねて記している3月~4月の悪受給で下げるにしても、先物の売り崩しにより一時大きく下げることはあっても、その後のリカバリーも早く、結果として下落トレンドは緩いものになると想定している。
なお、今週については本日(3/26)に「今週の日経平均予想(3/24)」に記した筆者の週間下値目処の下限・40,300円を達成したことから短期的には反発期入りすると見ている。
このため、週内は40,800円~40,900円処(41,000円~41,100円から配当権利落ちを減じた価格)を目指すと見ている。
※追記3/28(木)19:24
本日の日経平均は594円安・40,168円と、配当権利落ちの260円余を上回る大きな反落となった。
買い方も、昨日(3/27)大引け30分前の41,000円手前での先物の売り仕掛けによって上値の重さを再確認したことから買いを繰り出しにくくなっている。
また、値ごろ的にも筆者予想レンジ下限の40,300円~40,500円達成後、一気に上限レンジ・下限41,000円まであと21円と迫ったことから買い方に達成感が生じていたことも要因と言える。
ただ、下げれば買いたい資金があることから一方的な下げにはならないと見ている一方、年初からの上昇幅の大きさから年金や銀行・生損保などの売らなければならない益出し玉があることも事実であるので、目先的にはこれらの綱引きが続くだろう。
最も楽観的な見方としては、本日の40,054円にて短期的な安値をつけたか、再度40,000円を試した後、日柄調整に入る可能性を想定しつつも、雰囲気的には、もう一段39,600円辺りまで下げほうが好ましいと見ている。