※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
※3/19(火)17:28追記
昨日アップした「短期及び中期の日経平均予想(3/17)」にて『今週の日経平均予想レンジは高値目処39,200円~39,500円』と記した。
本日の日経平均は日銀による金融政策正常化の流れを受けて売り方の買い戻しが活発となり筆者予想の高値目処上限を上回る39,740円・前日比1,032円高の大幅高にて引けた。
(予想上値目処39,500円を上回ったことに驚きはないが、わずか月曜の1日で超えてきたことにより先高感の台頭を感じることとなっている)
こうなると、目先、日銀会合を受けての材料出尽くしの売りは限定的となり、想定していた下値目処も軌道修正をせざるを得ない可能性があると見ており、この点については精査・再考のうえ記すこととしている。
さて、本日・3/18公表のあった先週末・3/11時点の「取引参加者別建玉残高」を元に先週・3月第2週(3/11~3/15)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
※以下追記
3月第2週は日経平均が週間で-981円の大幅安となった週である。
買い方上位のモルガンMUFG、バークレイズ証券ともに小幅売り越しとなっており、やはり上値を買う勢いが衰えていることが大幅安の要因になったと思われる。
一方で売り方の動向については野村が11,637枚買い戻し、みずほが4,751枚の買い戻しと大口での買いが目立っており、これら売り方のショートカバーが38,400円処での底堅さにつながったと見ている。
なお、売り越し組についてはABNクリア、ゴールドマンが顕著となっているものの、いずれも建玉は相場の中期展開を左右するほどの規模ではないため、短期的な取引の可能性がある。
その他・海外勢については売り買い交錯ながらも買い偏重となっており、このあたりの動向から中期的な方向性は買い継続と見ている。
その他・国内勢についてはまちまちとなっているが、建玉ベースでは(規模は小さいながらも)売り越し基調にあり、国内勢の売り姿勢は依然として継続していると見ている。
今後の日経平均予想については、今週月曜の1,000円幅での上昇(ショートカバー)により先高感が台頭し、下値不安が後退した印象を受ける。
ただ、短期的には米主要3指数が弱含むと見ていることや、東京市場では直近の大幅反発により多くの個別銘柄が日足・ストキャが買われ過ぎ圏に至っていることに加えて、3月期末~4月上旬の需給悪から買いが手控えによって調整ムードが漂うと見ており、メインシナリオシナリオとしては日柄調整をこなすことで過熱感が解消すると予想している。
なお、日柄調整の想定レンジは、下値目処が3/18のショートカバー寄り付き・38,960円~39,200円、上値目処は40,000円~40,200円と見ている。
3月第2週は日経平均が週間で-981円の大幅安となった週である。
買い方上位のモルガンMUFG、バークレイズ証券ともに小幅売り越しとなっており、やはり上値を買う勢いが衰えていることが大幅安の要因になったと思われる。
一方で売り方の動向については野村が11,637枚買い戻し、みずほが4,751枚の買い戻しと大口での買いが目立っており、これら売り方のショートカバーが38,400円処での底堅さにつながったと見ている。
なお、売り越し組についてはABNクリア、ゴールドマンが顕著となっているものの、いずれも建玉は相場の中期展開を左右するほどの規模ではないため、短期的な取引の可能性がある。
その他・海外勢については売り買い交錯ながらも買い偏重となっており、このあたりの動向から中期的な方向性は買い継続と見ている。
その他・国内勢についてはまちまちとなっているが、建玉ベースでは(規模は小さいながらも)売り越し基調にあり、国内勢の売り姿勢は依然として継続していると見ている。
今後の日経平均予想については、今週月曜の1,000円幅での上昇(ショートカバー)により先高感が台頭し、下値不安が後退した印象を受ける。
ただ、短期的には米主要3指数が弱含むと見ていることや、東京市場では直近の大幅反発により多くの個別銘柄が日足・ストキャが買われ過ぎ圏に至っていることに加えて、3月期末~4月上旬の需給悪から買いが手控えによって調整ムードが漂うと見ており、メインシナリオシナリオとしては日柄調整をこなすことで過熱感が解消すると予想している。
なお、日柄調整の想定レンジは、下値目処が3/18のショートカバー寄り付き・38,960円~39,200円、上値目処は40,000円~40,200円と見ている。
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※追記3/20(木)17:18
今夜のFOMCにて年内の利下げ回数が下方修正されるとの期待から米主要3指数がそろって上伸、特にダウ平均は320ドルの大幅高となった。
また、ドルが買われたことにより円安が進み、東京市場休場の本日の日経平均CFDは40,200円~40,300円まで買い進まれている。
今夜の米国市場については、FOMCを消化するには時間不足であることから小動きと見ており、休場明けの日経平均は直近7高値・40,472円を目指す動きになってもおかしくない状況と言える。
※追記20:26
※追記3/20(木)17:18
今夜のFOMCにて年内の利下げ回数が下方修正されるとの期待から米主要3指数がそろって上伸、特にダウ平均は320ドルの大幅高となった。
また、ドルが買われたことにより円安が進み、東京市場休場の本日の日経平均CFDは40,200円~40,300円まで買い進まれている。
今夜の米国市場については、FOMCを消化するには時間不足であることから小動きと見ており、休場明けの日経平均は直近7高値・40,472円を目指す動きになってもおかしくない状況と言える。
※追記20:26
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※追記3/21(木)18:02
昨夜のダウ平均401ドル高により、緩やかな下降トレンドを描いていたダウ平均の週足ストキャ・MACDに切り返しサインが点灯した。
日経平均についても、本日の終値は前日比812円の突飛高・40,815円での大引けとなっており、目先のレジスタンスと見ていた3/7高値・40,472円を明確に上回って引けた。
これは、日経平均がさらなる上値余地を残しているサインと見られる。
したがって、目先的には下げても40,472円が第一目処として意識され、仮にここを割ったとしても40,000円付近が強いサポートになると見ている。
なお、本日の終値水準は、期末の配当権利落ちによって第一下値目処となる40,500円付近まで下落する水準である。
買い方が有利に進めるためには、目先は足元の価格水準でのもみ合うか、いったん反落したとしても40,500円で下値の堅さを確かめた後、3/27・配当権利取り日までに安全圏となる41,000円超まで買い上げる動きを想定している。
または、目先、40,650円~40,850円でのもみ合いのまま浮力なく推移した場合は、配当権利落ちを即日埋めて再度41,000円を試す動きになる可能性が高いと見ている。
※追記3/21(木)18:02
昨夜のダウ平均401ドル高により、緩やかな下降トレンドを描いていたダウ平均の週足ストキャ・MACDに切り返しサインが点灯した。
日経平均についても、本日の終値は前日比812円の突飛高・40,815円での大引けとなっており、目先のレジスタンスと見ていた3/7高値・40,472円を明確に上回って引けた。
これは、日経平均がさらなる上値余地を残しているサインと見られる。
したがって、目先的には下げても40,472円が第一目処として意識され、仮にここを割ったとしても40,000円付近が強いサポートになると見ている。
なお、本日の終値水準は、期末の配当権利落ちによって第一下値目処となる40,500円付近まで下落する水準である。
買い方が有利に進めるためには、目先は足元の価格水準でのもみ合うか、いったん反落したとしても40,500円で下値の堅さを確かめた後、3/27・配当権利取り日までに安全圏となる41,000円超まで買い上げる動きを想定している。
または、目先、40,650円~40,850円でのもみ合いのまま浮力なく推移した場合は、配当権利落ちを即日埋めて再度41,000円を試す動きになる可能性が高いと見ている。