※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日・4/22(木)の日経平均は高寄り後に続伸したものの、利益確定売りに押されて-400円超の急落となったが、先週末の終値付近では買い戻しにより底堅く推移した。
ザラバ安値は37,052円と筆者予想レンジ上限の36,900円には寄り付きが上放れた分届かなかった。
終値は370円高・37,438円の大幅高と筆者予想どおりの展開となっている。
ただ、本日の売りを見る限り、戻りを試す前の底確認が必要な気配を感じるが・・・。
さて、本日公表のあった先週末・4/19時点の「取引参加者別建玉残高」を元に集計した先週・4月第3週(4/15~4/19)の週間手口は下表のとおりとなっている。
※ここより追記 4/24 17:08
4月第3週は週間で24,000円を超える急落となった週であり、先物取引参加者の手口に注目していた。
まず、買い方上位のモルガン・バークレイズは2,196枚・5,424枚の買い乗せとなっている。
一方、売り方上位のゴールドマン・みずほは-4,686枚売・-4,273枚とまずまずの売り越しとなっている。
買い越し、売り越しともにボリュームが少ないように思われるが、4月第3週は金曜に-1,000円を超える急落となっていることから、おそらく週半ばまでは買い戻し、金曜に大幅売り越しとなり、売り越し枚数が相殺され少なめに出ていると思われる。
買い越しについても、週半ばまでは利益確定売り・週後半の急落時に大幅買い越しとなったのであろう。
その他・海外勢は売り越しが目立っていることから、出遅れの売りと見ている。
その他・国内勢は買い越し。SBIが売り越しの3分の2を買い戻しており、(何度となく記しているが)個人の相場巧者ぶりが見て取れる。
さて、日経平均の推移については、今週日曜・4/21にアップした「今週及び今後の日経平均予想(4/21)」にて今週の日経平均予想レンジについて次のとおり記した。
>下値目処 36,700円~36,900円
>上値目処 38,000円~38,200円
下値については上述のとおり月曜の37,052円と150円手前で折り返しており値幅は足りなかったものの推移は的中。
上値については本日のザラバ高値・38,424円と筆者レンジ上限38,200円を達成するなど(下値が+150円だったことから上値も+150円)筆者予想どおりの展開となっている。
(自画自賛ながら1,200円超の上昇をピンポイントで的中させており、今週も筆者予想の的確さが示された)
今後については、引き続き週間予想に記したとおり39,000円を目指す展開を予想しているが、米国市場動向からあと一段の上昇の可能性を残しているものの、短期的には巻き戻しの反落を警戒すべきと見ている。