※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日曜・8/3にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、先週の日経平均について次のとおり予想した。
>今週の日経平均予想レンジは週初に下値余地をさぐる39,200円~39,600円、上値余地は40,300円~40,500円
実際の日経平均は、月曜のザラバ安値・39,850円(筆者想定安値上限・39,600円に250円足りない)が押し目となり、その後、米国が“15%上乗せ関税”について大統領令を修正するとの見解が表明されたこと等により、大きく弾みを付けて上昇し、先週末は41,820円で引けた。
なお、当面の上値目処と見ていた月曜に空けた窓・41,000円処を明確に上抜けたことから、日経平均は43,000円~45,000円を目指す新展開に入っている。
9月・レイバーデーまでは材料難から低調な展開が続くと見ていたが、ここまで日経平均が強く推移してくると、逆に材料難は売り難さにも作用しやすくスルスルと上昇する可能性もある。
このあたりは、先物売り筆頭のゴールドマンのさじ加減にかかっていると見ている。
ただ、日米共に月足ストキャが買われ過ぎ圏に位置していることから天井確認後は、それなりの急落が待ち構えていると見ている。
仮に、日経平均が秋までに44,000円~45,000円に達するのであれば、この下落局面は40,000円~41,000円で下げ止まると見ているが、昨年7月の高値・32,500円処を少し超えたあたりで上値を抑えられた場合には、再度、38,000円~39,000円が続く可能性がある点に留意したい。
なお、次に訪れる下落局面は、月足ベースの下落となることが予想されることから、日柄も半年~1年半程度が想定されると見ている。
今週の日経平均予想レンジは、高値目処・42,400円~42,500円、安値目処は41,800円~42,000円と予想している。