※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週・2月第1週(2/5~2/9)の日経平均は36,419円で始まった後、36,000円を挟むもみ合いとなった後に1,000円幅で急伸し、週の終値は36,897円の大陽線となった週である。
先物参加者がどのように動いたか、昨日公表のあった「取引参加者別建玉残高」を元に集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
買い方のモルガン・バークレイズが6,416枚の比較的大きな買い手口を出している一方で、売り方上位の野村が-12,077枚の巨額売り越しとなっているほか、売り方筆頭のみずほも-3,837枚の売り越しとなっている。
(今週月曜の1,000円の暴騰はこれら売り方の踏み上げが起きたものと見ている)
その他・海外勢については15,000枚ほどの買い越しとなっており、先週の急伸を主導したと思われる。
一方、その他・国内勢については下表のとおり売り越しが目立っており、ボリューム的にも総数で2万枚を超える巨額売りとなっており、引き続き 海外勢の買い越し vs 国内勢の売り越し の構図が継続している。
今後の日経平均については、上述のとおり海外勢の買い越しvs国内勢の売り越しの構図が継続している中、相場の流れとしては買い方優位の展開が続いているだけに上昇相場が継続すると見ていることに変わりはない。
ただ、現時点において、日経平均は先週・今週の2週間で約2,000円の上昇となっていることから、目先的には調整が予想されるが自律調整の範囲と見ている。(2/12にアップした「今週及び今後の日経平均予想」に記したとおり、週初高く週末に向けて弱含むのが健全な相場と見ている)
調整の目処としては今週の寄り付き値となる37,250円~37,500円を想定しており、下げたとしてもこのレンジを底に反発し、筆者がかねて予想しているメインシナリオのとなる3月MSQでの史上最高値・38,957円更新となろう。
一方、サブシナリオとしては37,250円~37,500円を明確に下回ってきた場合にはシナリオの修正が必要になり、3月MSQの買い仕掛けは6月または9月MSQに順延されると見ている。
なお、このままメインシナリオどおり史上最高値更新となった場合には、その後はもたつく展開(日柄調整)を予想しているが、38,957円更新はあくまで通過点であり、日柄調整後は40,000円超に向けての上伸を予想している。
↓ ↓
※追記2/15(木)17:12
本日の騰勢を見る限り昨日の安値・37,594円が筆者予想の下値目処36,250~36,500円のレンジ上限に接近からの反発となっていることから、スピード調整完了の可能性が生じている。
(より詳細に述べれば、このまま上に伸びるか、仮に下げたとしても37,800円~38,200円のレンジで下値を固めていく可能性が生じている)
ただし、引き続き日経平均の軽さに比してTOPIXの上値が重いことから慎重に見ていく姿勢は変わっていない。
なお、トレンド転換の価格目処としては36,250~36,500円。
ここを明確に割り込まない限りは足元の上昇トレンドは崩れないと見ており、最も楽観的なシナリオとしては3月MSQ40,000円の可能性も生じている。
※追記2/15(木)17:12
本日の騰勢を見る限り昨日の安値・37,594円が筆者予想の下値目処36,250~36,500円のレンジ上限に接近からの反発となっていることから、スピード調整完了の可能性が生じている。
(より詳細に述べれば、このまま上に伸びるか、仮に下げたとしても37,800円~38,200円のレンジで下値を固めていく可能性が生じている)
ただし、引き続き日経平均の軽さに比してTOPIXの上値が重いことから慎重に見ていく姿勢は変わっていない。
なお、トレンド転換の価格目処としては36,250~36,500円。
ここを明確に割り込まない限りは足元の上昇トレンドは崩れないと見ており、最も楽観的なシナリオとしては3月MSQ40,000円の可能性も生じている。
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※追記2/18(日)12:38
日経平均は筆者メインシナリオの3月MSQでの史上最高値・38,957円超の予想どおり順調に高値追いとなり、先週のザラバ高値は38,865円と、あと100円に迫った。
目先的には上昇一服後の急騰が期待される局面となっており、いったん力を貯めた後、MSQに向けた買い方の大仕掛けが炸裂するか否かが鍵を握る。
(買い方の大仕掛けが策動となれば、売り方の踏み上げを伴って日経平均は42,000円程度まで上昇する余地がある)
上下どちらに大きく振れるかを予想する占う意味でも、月曜夕刻に公表される「市場参加者別先物残高」に注目している。
※追記2/18(日)12:38
日経平均は筆者メインシナリオの3月MSQでの史上最高値・38,957円超の予想どおり順調に高値追いとなり、先週のザラバ高値は38,865円と、あと100円に迫った。
目先的には上昇一服後の急騰が期待される局面となっており、いったん力を貯めた後、MSQに向けた買い方の大仕掛けが炸裂するか否かが鍵を握る。
(買い方の大仕掛けが策動となれば、売り方の踏み上げを伴って日経平均は42,000円程度まで上昇する余地がある)
上下どちらに大きく振れるかを予想する占う意味でも、月曜夕刻に公表される「市場参加者別先物残高」に注目している。