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2024-04-14

今週及び今後の日経平均予想(4/14)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




4/7(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて先週の日経平均の展開を以下のとおり予想した。

>今週の日経平均がやや戻すと考えているのは・・・

>日経平均予想レンジは、上値目処が39,600円、戻したとしても40,000円近くでは売りに押される

>下値目処は38,500円~38,700円

実際、先週の日経平均は安寄りとなっても切り返す展開が多く、39,000円割れの週末価格に対して上値は39,500円~39,700円と筆者予想どおり戻り歩調となった。

(上値目処については、やはり40,000円に近づくことは難しく、4/10(水)の夕刻に「今週の反発は戻しても25日線・39,773円付近が戻りの目処になる・・・」とアップデートしたとおり、高値は金曜の39,774円が週の高値となった

また、下値については東京時間にはヒットしなかったものの、金曜の米国時間には38,782円安値をつけ38,827円で返ってくるなど、筆者予想の下値レンジ上限の38,700円に近づいており、上下ともに筆者の予想レンジが的中する結果となった。

さて、今後の日経平均予想については引き続き基本観に変更はなく、もっとも弱く推移した場合で、年初からの上昇幅の61.8%押しとなる36,600円付近までの押し目があってもおかしくないと考えている。

また、上昇始点を昨年10月の30,538円と捉えた場合、その38.2%押しは37,000円付近であることから、36,500円~37,000円までの押し目を見ておく必要があると予想している

ただ、米国インフレ指標の高止まりによって、FRBの利下げペースが鈍化する可能性が濃厚となっており、それに伴って想定していたドル高円安の一服が後ろズレする可能性が高まっていることから、37,000円処で下げ止まる想定もあり得ると見ている。

(これらは、下降局面において相場が何に反応しているかから読み取っていくことになる)

なお、これらの下値到達の日柄予想については難しいのだが、メインシナリオとしては例年どおり秋から冬にかけて訪れるのではないかと見ている。

ただ、上述のとおり米国の利下げ鈍化については徐々に織り込み始めているため、値ごろ・日柄ともに前倒しとなる可能性があり、現段階では決め打ち的な予想は難しい。

さて、今週の日経平均予想レンジについては下値目処が3/12安値・38,271円でのサポートを意識し38,200~38,500円、上値目処は39,000円の心理的節目カバーから39,000円~39,200円と予想している。

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2024-04-10

4月第1週の週間先物手口(4/8)※考察・予想追記



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




本日・4/5の日経平均は先週金曜・夕刻及び昨日に記した筆者予想どおりの反発となっている。

>目先的には今夜の米雇用統計が良きにつけ悪きにつけ材料出尽くとなり自立反発に入るのではないか?と見ており(中略)、戻りはもっとも浅い場合で39,600円。順当で40,000円~40,400円あたりまで戻すと見ている。

>ここからの戻りについては先の記事に記した39,600円付近、もう少し続いたとしても40,000円に届くか届かないか程度の戻りに・・・



さて、本日公表のあった先週末・4/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に集計した先週・4月第1週(4/1~4/5)の週間手口は下記のとおりとなっている。


※以下追記(4/10 - 12:24)

4月第1週の日経平均は週足にて-1,600円超の大幅下落となった週である。

週間手口では買い方上位のバークレイズが-17,154枚の弩弓の売り越しとなっており、これが大幅下落の主因であった可能性が高い。

一方、売り方上位のゴールドマン・みずほは合わせて14,000枚近くを買い戻している。

なお、先々週から買い転換となった野村は10,192枚の大口買いにより買い建玉を14,500枚に拡大させている。


取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券野村証券ゴールドマン証券
みずほ証券
4月1日日経225588367609-4,8511,234-3722,338
TOPIX-1,0581,2351,187-12,3038,9589,1381,801
4月5日-4701,6021,796-17,15410,1928,7664,139
建玉残高
TOTAL2,768-14,52074,66531,42014,500-15,550-59,604
日経225676-10,25317212,29028,836-18,382-8,753
TOPIX2,092-4,26774,49319,130-14,3362,832-50,851
<日経225先物>
2024年06月限月633-13,186013,15228,036-18,815-9,239
2024年09月限月0-927-152-73200-29
4/5
<日経225mini>
2024年04月限月5,77626,5951,7396,1028,0009,3305,150
2024年05月限月-5,34712,0031,500-7,4060-5,0000
<TOPIX先物>
2024年06月限月3,194-4,66774,49319,130-15,1362,832-50,851
2024年09月限月-1,1024000080000

その他・海外勢についても、売り方の買い戻しの週となっている。

週間手口クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券BNPパリバ証券
UBS証券
4月1日日経225-223569-1,362-8372,246
TOPIX4-5,9364,997-1,4043,062709
4月5日2-5,9135,566-2,7662,2252,955
建玉残高
TOTAL-59320,82825,582626-17,335-6,637
日経225-6378,5447,485-6844,6862,094
TOPIX4412,28418,0971,310-22,021-8,731
<日経225先物>
2024年06月限月-6379,2727,853-6876,7733,889
2024年09月限月0-554-68200-245
4/5
<日経225mini>
2024年04月限月0-8,974-4,60823-20,800-15,499
2024年05月限月07,2367,7503-700
<TOPIX先物>
2024年06月限月4412,28418,0971,310-22,021-9,231
2024年09月限月00000500


その他・国内勢については売り越し中のSBIが買い戻しているものの、大和・SMBCは売り乗せとなっている。

週間手口大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
4月1日日経225-4911185641,210
TOPIX-540-1,7010978
4月5日-1,031-1,5835642,188
建玉残高
TOTAL-5,971-20,120596-2,892
日経225-1,8092,488596-616
TOPIX-4,162-22,6080-2,276
<日経225先物>
2024年06月限月-1,7702,501528-694
2024年09月限月-3900-446
4/5
<日経225mini>
2024年04月限月0-1305255,577
2024年05月限月00155-336
<TOPIX先物>
2024年06月限月-4,162-22,6080-2,276
2024年09月限月0000


先物手口を見る限り、先日来、筆者が懸念していた買い方の利益確定売りによる買い建玉の減少→売り方の買い戻しによる売り建玉の減少の傾向が顕著となっており、相場としては収縮期に入った可能性がより強まった印象を受ける。

したがって、やはり日経平均は3/22・41,087円を境に年初来または昨年10月以降の上昇に対する利益確定売りが続くと見ている。

なお、東京市場については売り要因は少なく、個人のNISA買いなど需給は悪くないものの、米国市場の弱い推移を受けて下押す展開を想定している。

なお、上述したように先週の先物手口で買い方上位で相場を牽引したバークレイズが大口売りを繰り出し、足元の建玉は31,420枚となっている。

勢いから見て、おそらく売り切ることになると推測しているものの、益出し売りであり、次の安値で再度仕込むための売りであると思われることから、先週のように相場が一気に収縮する効果的なタイミングを見て売り崩しに来ると予想している。

したがって、東京市場の下落パターンは「大陰線+3/1戻し」が繰り返されることになるだろう。

今後の相場展開としては、4月下旬以降または5月が強く、その後は9月までは鳴かず飛ばずが続くセルインメイが現出する可能性が高いと見ている。

なお、今週の日経平均予想レンジは「上値目処が39,600円、戻したとしても40,000円近くでは売りに押される」と記したとおり、反発となった昨日・本日ともに39,600円がポイントとなっており、時間外先物は39,900円手前で押し返されているなど、筆者予想どおりの展開となっている。

今週の反発は、先週がSQを控えて急落となったためオプション勢がポジション立て直し(ターゲット価格修正)で買い建てたと見ており、この推測が的中しているのであれば、戻しても25日線・39,773円付近が戻りの目処になる可能性があると見ている。




                           


                                        




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※追記4/12(金)18:21

4/10(水)の夕刻、上記本文にて週内の日経平均予想について次のとおり記した。

>今週の反発は(中略)戻しても25日線・39,773円付近が戻りの目処になる可能性がある

本日の日経平均ザラバ高値は寄り付き後に付けた39,774円、その後は売られたと言うより買いが細った感じで伸び悩むなど筆者予想どおりの展開となっており、基本的な相場観に変更はない。

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