※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
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本日・4/5の日経平均は先週金曜・夕刻及び昨日に記した筆者予想どおりの反発となっている。
>目先的には今夜の米雇用統計が良きにつけ悪きにつけ材料出尽くとなり自立反発に入るのではないか?と見ており(中略)、戻りはもっとも浅い場合で39,600円。順当で40,000円~40,400円あたりまで戻すと見ている。
>ここからの戻りについては先の記事に記した39,600円付近、もう少し続いたとしても40,000円に届くか届かないか程度の戻りに・・・
さて、本日公表のあった先週末・4/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に集計した先週・4月第1週(4/1~4/5)の週間手口は下記のとおりとなっている。
※以下追記(4/10 - 12:24)
4月第1週の日経平均は週足にて-1,600円超の大幅下落となった週である。
週間手口では買い方上位のバークレイズが-17,154枚の弩弓の売り越しとなっており、これが大幅下落の主因であった可能性が高い。
一方、売り方上位のゴールドマン・みずほは合わせて14,000枚近くを買い戻している。
なお、先々週から買い転換となった野村は10,192枚の大口買いにより買い建玉を14,500枚に拡大させている。
その他・海外勢についても、売り方の買い戻しの週となっている。
その他・国内勢については売り越し中のSBIが買い戻しているものの、大和・SMBCは売り乗せとなっている。
先物手口を見る限り、先日来、筆者が懸念していた買い方の利益確定売りによる買い建玉の減少→売り方の買い戻しによる売り建玉の減少の傾向が顕著となっており、相場としては収縮期に入った可能性がより強まった印象を受ける。
したがって、やはり日経平均は3/22・41,087円を境に年初来または昨年10月以降の上昇に対する利益確定売りが続くと見ている。
なお、東京市場については売り要因は少なく、個人のNISA買いなど需給は悪くないものの、米国市場の弱い推移を受けて下押す展開を想定している。
なお、上述したように先週の先物手口で買い方上位で相場を牽引したバークレイズが大口売りを繰り出し、足元の建玉は31,420枚となっている。
勢いから見て、おそらく売り切ることになると推測しているものの、益出し売りであり、次の安値で再度仕込むための売りであると思われることから、先週のように相場が一気に収縮する効果的なタイミングを見て売り崩しに来ると予想している。
したがって、東京市場の下落パターンは「大陰線+3/1戻し」が繰り返されることになるだろう。
今後の相場展開としては、4月下旬以降または5月が強く、その後は9月までは鳴かず飛ばずが続くセルインメイが現出する可能性が高いと見ている。
なお、今週の日経平均予想レンジは「上値目処が39,600円、戻したとしても40,000円近くでは売りに押される」と記したとおり、反発となった昨日・本日ともに39,600円がポイントとなっており、時間外先物は39,900円手前で押し返されているなど、筆者予想どおりの展開となっている。
今週の反発は、先週がSQを控えて急落となったためオプション勢がポジション立て直し(ターゲット価格修正)で買い建てたと見ており、この推測が的中しているのであれば、戻しても25日線・39,773円付近が戻りの目処になる可能性があると見ている。