2024-04-07

今週及び今後の日経平均予想(4/7)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        






今週月曜、直近の週間先物手口の考察後「今後の日経平均予想(4/1)」にて以下のように記した。


>先週記したように日経平均が39,600円付近で耐えた場合には、調整入りを免れ41,000円~42,000円を目指す流れが生じると予想しており、足元でダウ平均が弱含みとなれば週末の米雇用統計(または来週末SQ)通過を境に上昇トレンドが延命(再生)する

先週の日経平均は、週央時点では39,600円で下げ渋っていたものの、週末・金曜に39,600円を大きく割り込む38,774円まで売られ、終値も38,992円と同価格を明確に割り込んだことで、短期トレンドは調整入りが濃厚となっている。

また、「足元でダウ平均が弱含みとなれば・・・」と記したように木曜のダウが大きく下落したことで、金曜の米主要3指数は反発となり、日経先物も300円高で返ってくるなど、筆者予想どおり、いったんの反発となっている。

ただ、月曜に記した「米雇用統計通過を境に上昇トレンドが延命(再生)」と言うほどには買いの勢いが見られないことから、ここからの戻りについては先の記事に記した39,600円付近、もう少し続いたとしても40,000円に届くか届かないか程度の戻りになると見ている。

今週の日経平均がやや戻すと考えているは、週末に控えたSQ要因により40,000円に近づこうとする力が入りやすいと見ていることにある。

また、日足MACD・ストキャともに売られ過ぎ圏入りしていることから反発(買い戻し)に向かいやすいことも要因の一つと見ている。

これらのことから、今週の日経平均予想レンジは、上値目処が39,600円、戻したとしても40,000円近くでは売りに押されると見ており、下値目処は38,500円~38,700円と予想している。

なお、今後の日経平均については弱含みをメインシナリオと見ている。

この場合の下値目処については(これまでは年初からの上昇幅の38.2%押しの38,300円と見ていたが)、直近の売り圧力の強さや買いの弱さから(月曜の「先物取引参加者別建玉残高」公表にて、筆者予想どおり買い方の買いが見られないかどうかを確認する)年初からの上昇幅の61.8%押しとなる36,600円付近までの押し目があってもおかしくないと考えている。

また、上昇始点を昨年10月の30,538円と捉えた場合、その38.2%押しは37,000円付近であることから、36,500円~37,000円までの押し目を見ておく必要があると予想している。

(この価格帯は週足ローソク足が窓空けとなっていることから合理性が高いと見ている)

相場展開としては、今週または来週にかけて戻りを試した後、短い時間軸で再度下落するN字型になる可能性をメインシナリオとして想定しており、5月中下旬の安値達成後は3ヶ月~5ヶ月程度の日柄調整を想定している。

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