※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日の日経平均は寄り付き直後に先物に大口の売りが入り、ザラバ高値・40,660円から一時-900円超の下落となった。
終値は-566円安・39,803円。
高値圏(40,800円~41,000円)で売りが入ることは想定内であったが、本日の急落は価格がきっかけではなく朝から売りに来た点にはやや意外感があり、改めて期初の売り需要の高さを意識せざるを得ない状況となっている。
さて、本日公表のあった先週末・3/29時点の「取引参加者別建玉残高」を元に先週・3月第4週(3/25~3/29)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
※本日より野村を「売り方上位」から外し、ゴールドマンを入れた。
--ここより追記4/2 18:52
買い方筆頭のモルガンMUFJは2,692枚買い越しとポジション調整ながら押し目買いとなっている反面、同2位のバークレイズについては-512枚売り越しと様子見となっている。
売り方については野村・ゴールドマン・みずほが揃って買い戻しとなっている。
なお、久しく売り方上位となっていた野村が15,602枚の巨額買い戻しにより、建玉ベースで4,308枚のプラ転となっており、象徴的なシグナルであるように感じる。
ただ、みずほは依然として-63,743枚の売り建て玉を有しており、ゴールドマンも急激に売り建て玉を増加させており、日経平均(TOPIX)の戻りは売られる可能性を感じる。
本日の日経平均は寄り付き直後に先物に大口の売りが入り、ザラバ高値・40,660円から一時-900円超の下落となった。
終値は-566円安・39,803円。
高値圏(40,800円~41,000円)で売りが入ることは想定内であったが、本日の急落は価格がきっかけではなく朝から売りに来た点にはやや意外感があり、改めて期初の売り需要の高さを意識せざるを得ない状況となっている。
買い方筆頭のモルガンMUFJは2,692枚買い越しとポジション調整ながら押し目買いとなっている反面、同2位のバークレイズについては-512枚売り越しと様子見となっている。
売り方については野村・ゴールドマン・みずほが揃って買い戻しとなっている。
なお、久しく売り方上位となっていた野村が15,602枚の巨額買い戻しにより、建玉ベースで4,308枚のプラ転となっており、象徴的なシグナルであるように感じる。
ただ、みずほは依然として-63,743枚の売り建て玉を有しており、ゴールドマンも急激に売り建て玉を増加させており、日経平均(TOPIX)の戻りは売られる可能性を感じる。
その他・海外勢については買い方・売り方ともに売り越しが目立っている。
その他・国内勢についてはまちまちの展開となっているが、フットワークの軽い個人が主流と見られるSBIが大きく売り越し、利を乗せている。
先物手口考察としては、先週に続き売り方の手仕舞い買いが出てきている傾向が見いだされるが、この状況について先週の先物手口考察に以下のとおり記した。
>依然としてみずほが大口の売り越しを残しているものの上昇相場は売り方がつくるのが相場の本質であることを考えれば、上昇の推進力が減退したと感じざるを得ない。
今週も引き続き同様の感触を持っており、数年に渡って継続していた売り方上位の野村が買い越しに転じたことに需給変化が象徴されている。
(今後、野村に代わる売り方上位が出てくると思われるが、相応の売り建て玉を有するまでにはまだ時間がかかると思われる)
したがって、目先的には再度40,500円を捉えにくる可能性を残しつつも、仮にそうなったとしても、それは売り方の仕込みのためであり、何らかのトリガーによって(買い方も一気にポジション縮小を進め)比較的大きく反落する局面が訪れる可能性が高いと見ている。
ただ、これらは3月~4月の悪需給に伴う必然の反落でもあり、中期的な上昇トレンドが崩れるといったことではなく、あくまで年初からの上昇分についての利益確定売りであると推測している。
これらのことから、日経平均は高値圏のもみ合いを経た後か、または足元の利益確定売りが継続する形で年初からの上昇に対する調整期に入ると予想している。
調整幅については年初からの上昇に対する38.2%押しとなる38,200円水準を基本として、オーバーシュートがあれば週足の窓下限の37,000円あたりまでの下値があってもおかしくないと見ている。
※19:21追記ただし、先週記したように日経平均が39,600円付近で耐えた場合には、調整入りを免れ41,000円~42,000円を目指す流れが生じると予想しており、足元でダウ平均が弱含みとなれば週末の米雇用統計(または来週末SQ)通過を境に上昇トレンドが延命(再生)すると見ている。
その他・海外勢については買い方・売り方ともに売り越しが目立っている。
その他・国内勢についてはまちまちの展開となっているが、フットワークの軽い個人が主流と見られるSBIが大きく売り越し、利を乗せている。
先物手口考察としては、先週に続き売り方の手仕舞い買いが出てきている傾向が見いだされるが、この状況について先週の先物手口考察に以下のとおり記した。
>依然としてみずほが大口の売り越しを残しているものの上昇相場は売り方がつくるのが相場の本質であることを考えれば、上昇の推進力が減退したと感じざるを得ない。
今週も引き続き同様の感触を持っており、数年に渡って継続していた売り方上位の野村が買い越しに転じたことに需給変化が象徴されている。
(今後、野村に代わる売り方上位が出てくると思われるが、相応の売り建て玉を有するまでにはまだ時間がかかると思われる)
したがって、目先的には再度40,500円を捉えにくる可能性を残しつつも、仮にそうなったとしても、それは売り方の仕込みのためであり、何らかのトリガーによって(買い方も一気にポジション縮小を進め)比較的大きく反落する局面が訪れる可能性が高いと見ている。
ただ、これらは3月~4月の悪需給に伴う必然の反落でもあり、中期的な上昇トレンドが崩れるといったことではなく、あくまで年初からの上昇分についての利益確定売りであると推測している。
これらのことから、日経平均は高値圏のもみ合いを経た後か、または足元の利益確定売りが継続する形で年初からの上昇に対する調整期に入ると予想している。
調整幅については年初からの上昇に対する38.2%押しとなる38,200円水準を基本として、オーバーシュートがあれば週足の窓下限の37,000円あたりまでの下値があってもおかしくないと見ている。
※19:21追記
ただし、先週記したように日経平均が39,600円付近で耐えた場合には、調整入りを免れ41,000円~42,000円を目指す流れが生じると予想しており、足元でダウ平均が弱含みとなれば週末の米雇用統計(または来週末SQ)通過を境に上昇トレンドが延命(再生)すると見ている。
↓ ↓
※追記4/5(金)18:16
今週火曜4/2に週間先物手口を見て次のように記した。
>目先的には再度40,500円を捉えにくる可能性を残しつつも(中略)比較的大きく反落する局面が訪れる可能性が高い・・・
果たして日経平均は、いったんは年初からの上昇率に対する23.6%押し水準となる39,300円処で水曜に踏みとどまり、翌木曜、筆者の想定サポートライン・39,600円を上回り40,000円をカバーしたものの、本日、一時前日比1,000円安・38,724円まで下押しとなった。
これにより、「足元の利益確定売りが継続する形で年初からの上昇に対する調整期に入る」可能性が高まっている。
ただ、目先的には今夜の米雇用統計が良きにつけ悪きにつけ材料出尽くとなり自立反発に入るのではないか?と見ており(中東リスク懸念が残れば多少のもたつきあり?)、この予想が正しければ、戻りはもっとも浅い場合で39,600円。順当で40,000円~40,400円あたりまで戻すと見ている。
このあたりは今夜の雇用統計~米国市場の動向を見て再考することとしている。
※追記4/5(金)18:16
今週火曜4/2に週間先物手口を見て次のように記した。
>目先的には再度40,500円を捉えにくる可能性を残しつつも(中略)比較的大きく反落する局面が訪れる可能性が高い・・・
果たして日経平均は、いったんは年初からの上昇率に対する23.6%押し水準となる39,300円処で水曜に踏みとどまり、翌木曜、筆者の想定サポートライン・39,600円を上回り40,000円をカバーしたものの、本日、一時前日比1,000円安・38,724円まで下押しとなった。
これにより、「足元の利益確定売りが継続する形で年初からの上昇に対する調整期に入る」可能性が高まっている。
ただ、目先的には今夜の米雇用統計が良きにつけ悪きにつけ材料出尽くとなり自立反発に入るのではないか?と見ており(中東リスク懸念が残れば多少のもたつきあり?)、この予想が正しければ、戻りはもっとも浅い場合で39,600円。順当で40,000円~40,400円あたりまで戻すと見ている。
このあたりは今夜の雇用統計~米国市場の動向を見て再考することとしている。