これで10連休前の買い戻し需要については山を越えたと思われる。
先物・オプション動向
ABNのオプション手口は、本日もコール22500を725枚と大口売り越し、建玉を815枚売り越しとした。4/19には建玉1,557枚買い越しであったことから、4営業日でドテンしたことになる。
プットサイドは本日も小商いであり、下目線を維持している。
建て玉構成からは、本日、日経平均が高値で引けているにもかかわらずコール22500をショートに転化してきたことによって、連休明けは下を見ているのではないかとの見方が生じてくる。
この辺は明日の手口を待たなければわからないことだが警戒しておいた方が良いと感じる。
ABNの先物は、全体で-2,694枚を売り越し、建玉は-2,694枚売り越しと一日でプラ転できる程度の売り越しであるが、売り越しの主体が6月限となっており、ラージ6月限を1,313枚、ミニ6月限を10,645枚売り越しており、ミニ6月限に至っては建玉を-172,664枚売り越し(ラージ換算17,266枚売り越し)と売り越し幅を日々拡大し、ラージ買いの建玉13,465枚買い越しを超えて売り越していることから注意が必要と見ている。
Cスイスは先物を2,885枚買い越し、建玉は14.430枚、4日連続の増加となっている
野村證券は先物を差し引きで837枚買い越している。
まとめ
東京市場は明日が10連休前の最終取引となる。この10日間は世界の市場から隔絶され、5/7の令和元年初取引日で、空白の10日間(6~7営業日)の世界市場の動きを織り込むことになる。
日経平均に対する最も影響度の高いダウ平均は微妙な段階に差し掛かっている。
足元は、3月末からの1,000ドルの上昇に対する時間の調整を穏やかな上昇で行っている
が、そろそろどちらかの方向に動く時間帯が近づいている。
メインシナリオは足元の緩やかな上昇の維持であるが、ナスダック総合指数とS%P500が史上最高値を更新しててることから、達成感からいったんの利益確定による反落が想定され、今後、下方向に動いた場合、窓埋めの26,162ドルや節目の26,000ドルを試す可能性がある。
令和元年の初取引日の東京市場は高いとの安心感が漂っているが、そこは相場であるだけに裏切りの可能性もある。特に、日経平均は、元号が決定した4/1の前日から1,000円を超えて上昇しており、日柄的にも一服が想定される。
令和元年のご祝儀相場は、世界市場の潮流とは何の関係もないことから、(当たり前のことだが)連休の間に取引ができない先物や指数関連についての持ち越しには上下ともにリスクがある。
また、本日の日銀会合での「ETF貸付制度の導入の検討」は需給逼迫懸念から買われていたファーストリテにとっては悪材料であり、まだ実施は先のことだが、仮に材料視されてくると日経平均のダメージは大きい。
20:00現在、ダウ先物は-150ドル安と弱含んでいるが、おそらく今夜は値持ちすると見ているが、明晩からは注意が必要と考えている。
明日の日経平均については22,150円~22,250円近辺で引けるのではないかと見ており、筆者予想が的中するようであれば警戒感が高まる。
なお、本日、投資主体別売買動向が発表され、海外投資家が直近3週で現物・先物合わせ約1.7兆円買い越しているが、2016年4月2週~4週も、直前の一年半に及ぶ売り越しから3週で計1.65兆円を買い越したケースと全く同一であり(日経平均は翌週から約2,500円下落しており)、この偶然も警戒要因である。
※22:00追記
仮に2016年の4月末~の動きをなぞって下落するとしても、GW中のダウの反落は天井圏特有の何回かの上値トライの後、二番天井をつけてから本格調整に入ると見ており、GW中に反落し、そのまま下を見に行くケースに加え、GW明けに二番天井をつけるケースも想定している。 この辺の予想についてはダウの動きを見ながら考察していくことにしている。
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