2019-05-27

日経平均は暖機運転から始動か?(5/27)

本日の日経平均は、週末のダウ平均+95ドル高を受けて買い先行で始まったものの、今夜の米国市場が休場であることから買い進む材料はなく、21,150円~21,190円程度の狭い範囲の値動きにとどまり、出来高も10億株割れと様子見気分が強い一日となった。

大引けの日経平均は+65円高・21,182円と、26週移動平均線をわずかに上回って引けたことはポジティブと見ている。

先物・オプション動向
本日は週1回の先物・オプション残高公表日となるため結果に注目していた。


先物については概ね日々集計のとおりであったが、オプションについてはやや気になるというか、少し強気を見せ過ぎていると思っていた点が修正されてきた。

ABNのオプションのうち、週末時点でのコール21000の建玉-511枚ショートが-1,007枚ショートに、プット21250の-1,053枚ショートが-189枚ショートへの修正報告があった。

左図が修正後の建玉と本日の手口となる。

週末の修正値により、強気一辺倒が緩和され中立に近づいたように見える。

反面、建玉が中立になったことから、コール21000のショート1,007枚やプット20500のロング1,603枚の存在感が増している。

明日以降、ロングコールやショートプットを積み増ししてくれば問題ないが、上値重く推移した場合、いったん下に振り、これらの利益確定を図る動きに出てくる可能性が生じる点に留意したい。

ただ、本日の手口のうちコール21500の1,040枚ロング(買い)は、立会外(j-net)で1,200枚の大口買いを成立させており、立会外での大口買いである点を考慮すると、意味深げな手口である。

先物についてはABNが164枚買い越し、GSが62枚買い越しに代表されているように、各社とも様子見姿勢を継続している。

まとめ
今夜の米国市場が休場のため、日経平均は週末にダウが動いた分だけの限定的な動きになったことはやむを得ないと見ている。


未だ6月限先物の建玉が上下どちらにも動意が見られない点に、現在の煮え切らない動きが象徴されているが、近くどちらかの方向に大きく動いてくると思われ、休場明けの明晩の米国市場の動きは特に重要になると見ている。

足元の動きとしては、日経平均9日RSIが50%台に上昇していることに加え、14日RSIが週末の10%台から20%台に復帰しており、相場は徐々に暖機運転から始動に入っていると見ている。

日経平均寄与度の高いファーストリテは本日も高値更新し、貸株残高を積み上げている。

また、GSが本日ファーストリテの目標株価を6万5000円⇒7万4000円に引き上げており、目先、米国株高が示現した場合、売り方が買い戻し基調を強める可能性がある。

これらのことから、上方向を予想しているが、足元の日経平均は5日線や26週線を挟んだ位置にあり、今後どちらの方向にも動き得るため、ポジションは浅めに、また積み増し等は動き始めてからが適切と見ている。
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