ただ、引け後からダウ先物が急速に値を消し、日経先物は17:41に21,115円と現物終値比145円下落した。
本日は、大引けでMSCIのリバランスが行われのだが、日経平均は引け近くで40円ほど急落し、1兆円近くの資金が売りに回った模様である。
ナイトセッションでの急落は、このMSCIのリバランスに絡む思惑から売りが出されたものと推測している。(詳細は後述)
先物・オプション動向
ABNのオプション手口については、日中取引が高かったことも要因であるかも知れないが、やや買いが優勢となっている。
目立った手口はロングコール21500の23,738枚のうち423枚を利益確定している一方で、22,000円のコールを1,025枚買い越している。
この手口の詳細は、立会外で1,600枚の大口買いを成立させている。昨日も同様に立会外の大口コール買いを行っており、いずれも立会外の大口買いである点に注目している。
プットでは21,500円~20,750円の価格帯を小口に売り越している点が印象的である。
本日の日中取引終了時点の建玉を見る限りでは、ボラをつくってくる可能性はあるが、下に大きく振ってそのままのようには見えないが・・・。
(20,500円と20,375円のロングプットの建玉が大きいが、21,500円と21,375円のロングコールと両建てであり、イーブンと見ている)
先物についてはABNが-950枚売り越しで建玉は-15,852枚。
GSは960枚買い越しで建玉は-1,008枚と様子見姿勢を継続。
まとめ
上述のとおり、ナイトセッションに入り日経先物が下落しているが、MSCIインデックスのリバランスの思惑からの値動きと推測している。
MSCIインデックスのリバランスは2月、5月、8月、11月の年4回行われ、特に毎年、5月、11月が大規模リバランスとなっている。
このため、引け近くではリバランスに絡んだ先仕掛けの売りや買いが出やすい。
実際のリバランスが売り買いどちらの比重が高かったかはわからないが、大引けで売り仕掛けがされたと推測している。
なお、個人的なアノマリーとして、MSCIのリバランスで上げた時は翌日以降は下落しやすく、逆に下げた時はその後、上昇していると感じる。
昨年5/31のMSCIのリバランスの際も、翌日は前日比80円下落して始まり弱く推移したが、翌々日は大きく反発し、その後も上昇継続し、6/13のSQ日はリバランス日より約800円上昇している。
今回も同じように上昇すると言いきれるものではないが、需給状況から似たような推移をたどると予想しており、仮に予想どおりに推移するなら、明日は弱くても、明後日に反発してくると見ている。
明日の焦点は、5日線21,200円処を終値でカバーしてくるかどうかであり、カバーできれば反発移行の可能性がより高まる。
ちなみに、昨日の記事 "ここからの日経平均シナリオ" にてSQ天井を予想したが、昨年も6月SQ天井となった。
※22:50追記
休場明けのダウ初動は120ドル高・25,705ドルで5日線22,688ドルの攻防。5日線を上向かせるためには150ドルを超えて上昇する必要があり、今夜はちょっと難しい? 最小でも100ドル高で引ければ5日線上に留まり順当。
スポンサーリンク