ただし、ダウ平均については日中安値が下値サポート線に支えられた長い下ヒゲを持つ十字足となり、終値では5日線を上回った。
また、出来高は340,317,079株と前日の2割増となっていることから、やや上有利の展開になっている。
19:40現在のダウ先物も80ドル高・22,674ドルと筆者が基準と見ていた26,600ドルを超えてきており、他の2指数が超えた史上最高値をダウだけが超えていないため、いったんの上値試しに移行する可能性がある。
10連休前の筆者予想では、ダウは週央または週後半に向けて下落し週末の雇用統計で反発するシナリオを立てていたが、ここまでのところ下落も下ヒゲで返されており、想定していた下落は完了した可能性がある。
仮に、下押しがあるとしたら、FOMCの声明が市場が期待していたほどハト派寄りではなく、失望売りが生じる可能性がある点である。
昨夜、米トランプ大統領が1ポイントの利下げを求めるツイート砲を繰り出しているが、FRBとしては、1-3月期国内総生産(GDP)など直近の経済指標が市場予想を上回っていることから、今夜のFOMCでは、引き続き経済指標を辛抱強く注視していく姿勢を堅持しながらも、米国経済への自信を深める姿勢を見せる文言を盛り込む可能性があると考える。
また、FOMC後のパウエル議長の発言がどこまでトランプ大統領の意に反することができるかも焦点になる。
ドル円の日足はダウ平均とは対照的に長めの上ヒゲから円高方向への下落トレンドを描きつつあり、右図の日足・三角保ち合い形から下方向に放れる可能性がある。
ファナックの今期想定為替レートは1ドル=100円、キヤノンは1ドル=105円に設定するなど、足元のレートに比べかなり円高に想定していることから、いずれ円安に移行するにしても、このまま素直に113円~115円、120円と円安に推移していくシナリオは描きにくいと考えるからだ。
なお、現時点での日経平均予想は、連休明けから5月SQまでの週内または翌週初めまでは高く、その後の反落を予想しており、この点は連休前の予想から変更はない。
連休明けの高値メドは、連休前のヘッジ売りの買い戻しの程度によって変わってくるが、順当なところでは22,500円~22,600円。上げたところで新規の空売りが入り込んで来るようだと、初動の高値メドが22,700円~22,800円、最終的には23,000円超と大きく伸びる可能性もある。
高値到達後は反落相場に移っていくと考えているが、下値の程度は安部首相が消費増税凍結に舵を切るか否かにかかっている。少し前までは凍結ムードが高まっていたが、現時点ではどちらとも言い切れない微妙な空気が漂っている。
22:00追記
ドル円が一週間前の高値から引く60分足・上値抵抗線にて綺麗に跳ね返されている。
日経平均CFDもダウ先物の動きに劣後しており、FOMC後の為替動向に注意が必要か? (ダウの上昇幅が70ドル高より低い場合は、日経平均CFD60分足から上位の足が陰転する可能性もある)
ドル円の直近ピークは111.60円。とりあえず、ここを超えられるかどうか。 金曜の雇用統計が本日のADP並みに強い場合、雇用の強さを嫌気した売りにより、上記本文の想定が変わる可能性があり、連休終盤まで日経平均CFDのポジションも定まらない可能性がある。
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