本日の日経平均の焦点は、週末のCME日経平均の終値20,590円(現物価格20,620円)を上回って引けるかどうかであったが+144円高・20,563円と50円ほど足りずやや物足りないものだった。
特に、東京時間のダウ先物+150ドル高で推移しており、少なく見積もっても、あと100円の上昇はできた筈であり上値の重さを感じざるを得なかった。
ただ、先週も記したように、日経平均の25日線乖離率が小さいため、乖離率の大きいダウに比べて買いが入りにくい側面があり割り引いて考える必要がある。
なお、本日の日経平均終値での25日線乖離率は-2.72%であり、週末のダウ平均の25日線乖離率が-2.74%であることから、東京時間のダウ先物高を織り込めていないことにある。
要因としては、米国の追加利下げ期待からの円高懸念があるための買いにくさだと思われるが、個人的には徐々に解消されると見ている。
19:00現在のダウ先物は+230ドル高で推移しており、日経先物も約70円高・20.600円(現物換算20,630円)で推移しており、筆者予想のとおり「戻りを試す時間帯」の中にいる。
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)
ABNのオプション手口で注目した点は、権利行使価格の遠いオプションにおいて、プット買いよりもコール買いが強い点である。
足下の価格帯から1,000円上の21,500円のコールについては本日412枚を積み、1,308枚の建玉としているのに対し、1.000円下の19,500円のプットについてはショートプットを組んでおり、その前後のプットオプションの買建玉ね限定的である。
権利行使価格が遠いオプションについては動きも急であることが多いが、(現段階では筆者の直感に過ぎないが)、SQに近づくにつれ、まさかと思っていた価格帯に急接近する何度か見た風景のようにも感じることから、引き続き21,000円超のコールオプション買いを積んできた場合は、21,000円超を狙っている可能性が生じる。
ちなみに現段階では21,000円並びに21,250円のコールを大口ショートし、蓋として機能させており、今後どのように展開していくかも注目である。
ただ、21,000円については、直ぐ上の21,125円にコール買いを積んでいるため、蓋としての機能は比較的弱いと考えられる。
先物については以下の表のとおりである。
ABNが比較的大きく買い越し、残高をプラ転にしてきた。
Cスイスは約1,500枚を売り越しているが、利が乗った建玉の利益確定と見ている。しかし、相場追従型のCスイスが本日の上昇に対して売り越してきた点は意外である。
本日の野村證券は、全体では843枚の買い(買い戻し)であるが、内訳は下表のとおりとなっている。
TOPIX先物を約95枚買い戻し、日経先物を約748枚買い越し、建玉残を12,487枚に拡大しており、筆者が予想している展開に近づいている。
今後の日経平均予想
19:20現在のダウ先物は260ドル高・26,147ドルと筆者がダウの目先の高値目処と見ている26,250ドル~26,500ドルに近づいている。
一方で、前述のとおり日経平均の上値は重く、現状においては第1波の上昇波で日経平均の目先の上値目処として挙げた20.900円~21,200円には届きにくいと思われる。
したがって、今週については対中関税の一部を12月に延期した際に上げた21,750円や8月SQ値の20,855円が上値目処になりそうである。
ただし、ここで打ち返しの下押しが入るかどうかは疑問であり、むしろヨコヨコの調整で週末のジャクソンホールを迎えるのではないかと見ている。
その後、21,000円を通過点として、21,200円~21,300円、ここを超えれば21,500円~21,800円の上値が見通せるのではないかと見ている。
※21:50補記
日経平均の動きについては、現状では一昨日記した「戻り目途達成まである程度の日柄を要すれば、そのまま上抜けも可能と思われるが、日柄が浅いまま戻り目途を達成した場合は、再度下押して調整を完了させる可能性もある」の前者になると見ている。
ドル円については、9月の追加利下げが確実視される中、足下では円安ドル高傾向で推移していることから、ジャクソンホールでの追加利下げ示唆によって、この傾向がより顕著となり、抑えられている日経平均の上値が広がるのではと見ている。
※22:35追記
現時点では可能性の検討に過ぎないが、目先、筆者の推測どおりに上昇した場合、週足の陽転を導き、一昨年の9月からの相場と同等か、それ以上の大相場に発展する可能性がある。・・・目先の動きが確定する前に考えることではないかもしれないが、中期的な展望の元にシナリオを組み立て、修正していくのが良いと思う。 なお、相場の終点(大天井)は、かなりの確率で2020年秋になると見ている。
※22:50追記
ダウ平均が少しダレてきたが、このくらいのほうが良い。もう少し弱くても良い。NYはまだ月曜日。東京の明日は火曜日。日経平均も100円高程度が程良い。
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