火曜の-120ドルの下押しがなければ順調な回復と言えるが、この火曜の下押しは売りたい筋がいることを示唆している。
出来高を見ても、火曜の下落時の263,534,623に対し、昨日を含めた3日続伸の出来高は207,073,375~219,080,574と見劣りしている。
また、窓を空けての上昇であり脆弱さは免れ得ない。
目先、売り方の買い戻しの勢いが続くかも知れないが、50日線26.580ドル付近は6月にもみ合った価格帯の下限であり、いったんは押し返される局面と見ている。
米国市場は9/2(月)がレーバーデーによる休場により週の取引日は4日間となっており、週末の雇用統計が手控え要因となり、動きづらい週になると思われる。
これらのことから、来週のダウ平均は休場明けは、もみあいから弱含みが想定されるが、週末の雇用統計の結果待ちによる買い戻しが生じやすく、上昇中の5日線も支援となり、下落分の半値または3分の2程度は戻すのではないか。
ダウ平均の上値目処は50日線26.580ドル付近、下値目処は8/28窓埋めの26,014ドルが意識されると見ている。
なお、雇用統計の結果によっては再度の下落となる可能性がある。
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