2020-08-23

「いつか来た道」の既視感:今週の日経平均予想(8/23)

日経平均は、先週末の東京市場SQでのカチ上げをピークに膠着でのジリ安となっている。

また、SQでの23,300円乗せを契機に市場では強気派が増えているが「いつか来た道」の既視感がある。

目先は9月SQを上下どちらに振ってくるかに焦点が集まる。

筆者が日々観測している先物・オプション手口からは、いったん下に振ってから再度上の気配が漂っているが、8月SQ値23,350円を超えることは難しいのではないかと見ている。



今週の日経平均は、引き続き急落懸念があると見ており、これは先週の高値23.200円~23,300円で買いを仕込んだ筋のロスカットを狙うためと予想している。

したがって、25日線22,712円を割り込めば、次の節目は6週線22,600円、先週高値から1,000円安・22.200円~22,300円が下値目処と予想しており、オーバーシュートが生じれば心理的な節目となる22,000円も射程圏に入る可能性がある。

この場合、22,000円接近の場面があれば反発狙いが奏功すると見ている。

ただし、上値は安値から800円~1,000円高と見ており、前述のとおり9月SQまでに8月SQ値23,350円を超えることは難しいのではないか。

今週の日経平均のレンジは安値22.200円~22,300円、高値は週初の23,000円~23,200円と見ている。

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