2021-02-20

目先の米国株及び日経平均予想(2/20)

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結局、昨夜の日経平均先物ナイトセッションは、筆者が記したとおり30,320円まで上昇し、ナイト終値は30,180円で引けた。


金曜安値26,740円から600円近く上昇しており、自律反発はほぼ終了したと見ているが、目先的には、2/23(火)の東京市場休場での海外勢の仕掛けの有無が焦点となる。

上図の日経先物60分足チャートでは、MACDが下降しているが、おそらくゼロラインで踏みとどまるのではないかと見ており、目先、底堅く推移するようであれば60分75MAをいったん上抜け、30,450円付近まで上昇する可能性があると見ている。

もっとも、これは海外勢の買い仕掛けが入った場合のイレギュラーな見方であり、メインシナリオとしては東京市場休場は無風通過となるか、または弱もみ合いより30,000円の攻防となる可能性が高いと見ている。

ここで、昨夜のダウ平均を検証する。


昨夜のダウ平均は7.96ドル高と前日比ほぼ変わらずで引けており、ここ数日のローソク足は十字足が目立つ鍋底天井を形成しているように感じる。

また、MACDはシグナル線との絡み合いとなっており、日足ローソク足同様の気迷い線となっている。

ただ、ナスダック総合指数を見ると、若干、風景が異なっていると感じる。


昨夜は3日続落後の週末であり買い戻しが入ると思われたが、結果は9.1ポイント・0.07%上昇と買い戻しの勢いは乏しく、依然として5日線を割ったまま週末を終えている。

また、MACDは明確に陰転しており、調整入りを示唆している。

今後、MACDのゼロラインタッチにより、いったんの反発が想定されるが、反発は一時的で小幅なものにとどまることが想定され、MACDは昨年11月以来のマイナス圏入りとなる可能性があると見ている。

このような想定の元に経平均の動向を予想するならば、目先は、火曜の休場による市場参加者の減少と2月末の配当・優待権利取りから30,000円台値固めの底堅い展開や休場に絡んだ買い仕掛けが起きたとしても、次に待つのは波乱の展開と予想している。
 

なお、日経平均中期見通しを整理中であり、明日のアップを予定しています。

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