※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日曜・2/4に次のとおり記した。
>仮に、月曜に公表される先物残高公表にて、買い方による買い上がりが継続していることが確認されるならば、今後、売り方はショートカバーしつつ売りコストを引き上げる売り乗せを繰り返す悪循環となることが想定され、3月MSQでは1989年38,957円を上回る史上最高値達成も考えられる。
2/5公表の1月第5週の週間先物手口では、買い方はポジション調整の売りにとどまる一方、売り方は比較的大規模な利益確定の買い戻しとなっていたことから、2/6の記事にて「引き続き3月MSQでは1989年38,957円を上回る史上最高値達成の可能性を考慮すべき」と予想した。
先週の日経平均は週央までは36,000円を挟むもみ合いに終始していたものの、下値が固いと見るやいなや、この予想どおり木曜には743円の大幅高となり、日経平均を一気に37,000円台に押し上げた。
今週の日経平均については、米主要3指数の底堅さや1ドル150円に近づく円安を材料に37,300円~37,500円付近を高値目処として買い上げられると見ている。
ただ、225指数の急激な上昇にTOPIXのEPSが追いついていない状況から上値の重い動きが想定され、最終的には37,000円を挟む展開に落ち着くことを想定している。
一方、明日の2/13、明後日の2/14には決算発表のピークとなっている。
仮にサプライズ的な好決算が出てくるならば、週後半はTOPIXの一段・二段の上昇により日経平均も連れ高となり37,500円を超えて週を終えることも想定される。
いずれにせよ、本格的な調整局面入りの可能性は低下しており、今週も下げても底堅く、上げれば強い相場が展開されると見ている。
したがって、今週の日経平均予想レンジは高値36,300円~36,500円、安値35,800円~36,000円がメインシナリオ。
なお、ドル円については足元では1ドル150円の攻防となろうが、その後は150円を超える円安となってもおかしくない。
これにより、今月末には、引き続き3月MSQでの1989年38,957円を上回る史上最高値達成の可能性が意識されることになると見ている。
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