※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
※3/6 10:40 所感及び今後の日経平均予想を追記
本日・3/4公表のあった先週末・3/1時点の「取引参加者別建玉残高」を元に日経平均が812円高となった先週・2月第4週(2/26~3/1)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
※以下追記
買い筆頭のモルガンMUFGは-7,003枚の比較的大きな利益確定売りを繰り出しているほか、直近で売り越しからニュートラルに戻したゴールドマンは-13,482枚の大口売り越しとなっている。
その他国内勢については大和の-12,652枚の売り越しを始め、SMBCの-9,722枚の売り越しなど総じて売り越しが目立っている。
国内勢の売り越しについては、3月期末の益出し売りや保ち合い解消売りを先物で先売りしている可能性があり、必ずしも日経平均・4万円乗せの値ごろ感からの売りだけではない可能性がある。
これら先物手口全体の俯瞰では、引き続き海外勢は・売り買い交錯に対して国内勢の売り越しの構図は変わっていない。
加えて、冒頭で検証したとおり買い方は総じて売り越し、売り方も大幅売り越しとなっているにもかかわらず、日経平均が堅調を維持しており、引き続き現物買い及び適温相場の買いが上昇基調を支えている現状があると見ている。
したがって、目先、FRB議長発言や米雇用統計、日米の金融政策会合などの重要日程が控えていることから手控えの動きが続く可能性があるものの、市場にとっては程良い調整となり、上昇トレンドは維持されると予想している。
なお、明晩のFRB議長発言については要警戒と見ていたが、昨晩の米国市場が大きく下げたことからパウエル議長の発言は中立ないし株価にポジティブなものとなろう。
週末の日経平均予想は、日曜に記した予想レンジ・下値目処は39,600円±100円を本日達成したことから、週末に向けては上値目処40,500円±100円に向かうと予想している。
↓ ↓
※追記3/7(木)17:48
本日の日経平均は寄り付き直後に高値40,472円を示現し、筆者予想どおり今週日曜に記した「上値目処40,500円±100円」を達成した。
高値示現後は日銀政策金融会合にてマイナス金利解除観測が強まったとの報道を受け、ドル円が148円台の円高に振れたことを嫌気した売りや利益確定売りが重なり、日経平均は高値から-800円超の急落となった。
その後は明日のMSQに向けたポジション調整・39,700円処での膠着となったものの引けが近づくにつれて処分売りが増え、前日比-492円安・39,598円での大引けとなった。
なお、本日の終値は筆者想定の下値目処である39,600円±100円に合致しており、ここにおいても筆者の想定レンジが機能していたが、日本時間夕刻の日経平均CFDは39,200円台前半まで売り込まれており、明日の価格がこのまま39,600円を回復できない場合には調整入りを意識せざるを得ない展開になってくる。
ただ、仮に調整入りしたとしても「適度な調整」にとどまるといった基本シナリオには大きな変化はない。明日のMSQ通過後の展開を注視している。
※追記3/7(木)17:48
本日の日経平均は寄り付き直後に高値40,472円を示現し、筆者予想どおり今週日曜に記した「上値目処40,500円±100円」を達成した。
高値示現後は日銀政策金融会合にてマイナス金利解除観測が強まったとの報道を受け、ドル円が148円台の円高に振れたことを嫌気した売りや利益確定売りが重なり、日経平均は高値から-800円超の急落となった。
その後は明日のMSQに向けたポジション調整・39,700円処での膠着となったものの引けが近づくにつれて処分売りが増え、前日比-492円安・39,598円での大引けとなった。
なお、本日の終値は筆者想定の下値目処である39,600円±100円に合致しており、ここにおいても筆者の想定レンジが機能していたが、日本時間夕刻の日経平均CFDは39,200円台前半まで売り込まれており、明日の価格がこのまま39,600円を回復できない場合には調整入りを意識せざるを得ない展開になってくる。
ただ、仮に調整入りしたとしても「適度な調整」にとどまるといった基本シナリオには大きな変化はない。明日のMSQ通過後の展開を注視している。