2024-03-03

今週及び今後の日経平均の予想(3/3)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




先週土曜・2/24にアップした「今週及びその後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて次のとおり記した。

>下値目処 38,900円±100円
>高値目処 39,600円±100円

先週の日経平均安値は2/29に38,876円安値を示現した後、反発に向かっており筆者の下値目処・38,900円±100円の予想どおりの結果となった。

高値については3/1の39,990円と筆者目処を超えて推移しており、節目価格突破の動きとなった。

週末・米国時間の日経平均CFDは40,174円で返ってきており、月曜の日経平均は4万円を超えて始まる可能性が濃厚となっている。

前2週(2/13~22)の週間先物手口においては、買い方・売り方ともに顕著な動向は見られず、適温相場から来る現物買いによって日経平均は値を上げている。

3/4・月曜に公表される「市場参加者別先物残高」の結果から先週の急伸が引き続き適温相場による買いであったか、先物勢による動意であったかによって、今後の展開へのヒントがつかめると思われる。

筆者想定では、買い方・先物は引き続き静観している可能性が高いと思われ、3月限はロールまたは利益確定売りに動くと見ている。

一方、先物・売り方は先週、買い戻しに動いた可能性があり、この点を検証していきたい。

なお、来週の日経平均予想レンジは上値目処40,500円±100円、下値目処は39,600円±100円を基本シナリオと予想している。

なお、久しぶりにSQ前の「魔の火曜・水曜」が示現する可能性があり、下振れの場合は39,200円付近、上振れた場合には40,800円付近までのボラタイルな値動きとなる可能性がある点に警戒したい。

また、あくまで筆者の憶測に過ぎないが、3/7(金)のFRB議長発言では、パウエル議長は直近の史上最高値を更新する米国市場に対して追認するよりも牽制発言をする可能性があり、その場合は波乱のMSQとなる点にも警戒したい。

ただ、MSQ後の展開としては日経平均4万円から下方でのもみ合いと4万円から上方でのもみ合いの2通りを想定しており、どちらにしても足元の上昇トレンドは継続していくと見ている。

どちらになるかは、月曜夕刻の「市場参加者別先物残高」の結果を見て再考することとしている。
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