※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
※3/12 18:32更新
本日・3/11公表のあった先週末・3/8時点の「取引参加者別建玉残高」を元に先週・3月第1週(3/4~3/8)の集計した週間手口は下記のとおりとなっている。
なお、先週は週末MSQを前に日経平均が史上最高値・40,472円達成するも、その後40,000円割れまで急反落したボラタイルな週であった。
さて、週間手口についてであるが買い方の手口についてはモルガンMUFGは引き続き売り越しとなっているものの、直近22,000枚台まで建玉を圧縮し、買い余力を広げたバークレイズが17,498枚の超大口買い越しとなっている。
売り方については野村が15,434枚の買い戻し、みずほが8,250枚の買い戻しとなっており、MSQ前の急伸を主導したように感じる。
その他・海外勢については売り越し組が売り、買い越し組が買い越しとなっている傾向があり、野村のような一部手仕舞いとはなっていない。
その他・国内勢についてはSMBCが利益確定売り、個人比率が多いと思われるSBIが果敢に売りで攻め果実を手にした模様。
総合的には売り越し2位であった野村が売り越しの半数を手仕舞っており(踏み上げ相場となった模様であり)、先週MSQ前の高値が短期的な高値であったことが示唆されている。
なお、冒頭に記したように直近利益確定売りにより買い建玉の圧縮を進めてきたバークレイズが買い方復帰の兆しを見せている点はポジティブである。
今後の展開については3/10にアップした「今後の日経平均予想(3/10)」の次の記述に沿った動きとなっている。
>押しても38,600円付近にて下げ止まる
>週明け月曜の日経平均の大幅下落が欧州→米国へと引き継がれ、翌日の東京市場に持ち込まれた場合には弱含みは週央または週末まで長引き38,000円~38,400円付近の安値を見込んでいる
本日のザラバは38,271円安値まで売り込まれたが、終値ベースでは筆者予想どおり「押しても38,600円付近にて」下げ止まっており筆者予想の正確性が改めて証明された。
また、ナスダック安で返ってきた本日の安値付近も「38,000円~38,400円」と筆者予想どおりであった。
なお、本日の日足ローソク足は下ヒゲ陽線となっており、反転サインの1つをクリアしている。
ただ、値ごろ的には良いところまで下げているものの、雰囲気的には自立反発の域を出ていないように感じている。
(具体的にはストキャスティックスは売られ過ぎ圏に達しているものの、RSIは売られ過ぎ圏に到達しておらず、騰落レシオも中立圏にあることから、反転攻勢にはこれら3指数が揃って底値圏に到達する展開が待たれる)
理想的には、週内または来週前半に再度の下押しとなり、38,000円~38,200円で二番底をつける動きになれば反転に弾みがつくと見ている。
なお、このままスルスルと上げていくようであれば、配当権利落ち前後に再度の突っ込みの下げがくると見ており、その場合には38,000円を割り込む下げ(37,500円付近?)まで下値余地が広がる点は警戒が必要となる。
さて、週間手口についてであるが買い方の手口についてはモルガンMUFGは引き続き売り越しとなっているものの、直近22,000枚台まで建玉を圧縮し、買い余力を広げたバークレイズが17,498枚の超大口買い越しとなっている。
売り方については野村が15,434枚の買い戻し、みずほが8,250枚の買い戻しとなっており、MSQ前の急伸を主導したように感じる。
その他・海外勢については売り越し組が売り、買い越し組が買い越しとなっている傾向があり、野村のような一部手仕舞いとはなっていない。
その他・国内勢についてはSMBCが利益確定売り、個人比率が多いと思われるSBIが果敢に売りで攻め果実を手にした模様。
今後の展開については3/10にアップした「今後の日経平均予想(3/10)」の次の記述に沿った動きとなっている。
>押しても38,600円付近にて下げ止まる
>週明け月曜の日経平均の大幅下落が欧州→米国へと引き継がれ、翌日の東京市場に持ち込まれた場合には弱含みは週央または週末まで長引き38,000円~38,400円付近の安値を見込んでいる
本日のザラバは38,271円安値まで売り込まれたが、終値ベースでは筆者予想どおり「押しても38,600円付近にて」下げ止まっており筆者予想の正確性が改めて証明された。
また、ナスダック安で返ってきた本日の安値付近も「38,000円~38,400円」と筆者予想どおりであった。
なお、本日の日足ローソク足は下ヒゲ陽線となっており、反転サインの1つをクリアしている。
ただ、値ごろ的には良いところまで下げているものの、雰囲気的には自立反発の域を出ていないように感じている。
(具体的にはストキャスティックスは売られ過ぎ圏に達しているものの、RSIは売られ過ぎ圏に到達しておらず、騰落レシオも中立圏にあることから、反転攻勢にはこれら3指数が揃って底値圏に到達する展開が待たれる)
理想的には、週内または来週前半に再度の下押しとなり、38,000円~38,200円で二番底をつける動きになれば反転に弾みがつくと見ている。
なお、このままスルスルと上げていくようであれば、配当権利落ち前後に再度の突っ込みの下げがくると見ており、その場合には38,000円を割り込む下げ(37,500円付近?)まで下値余地が広がる点は警戒が必要となる。