2024-05-12

今週及び今後の日経平均予想(5/12)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



5/5(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて以下のとおり記した。

>今週の日経平均予想レンジについては、上値目処が38,700円~38,900円

>下値目処については37,900円~38,100円

実際、日経平均は5/7(火)に高値・38,863円をつけ38,700円~38,900円を達成した後、目標達感から反落し、5/9(木)には38,072円安値と筆者予想下値目処37,900円~38,100円まで下押しとなるなど、筆者予想どおりの展開となった。

なお、翌5/10(金)には直近の急落と週末要因から買い戻しが優勢となり38,741円まで急伸し、再度、筆者予想上値目処・38,700円~38,900円到達となったものの、その後、急速に売られ、38,229円で週を終えた。

このように先週は筆者予想レンジを上下に大きく揺れる展開となった週であったが、見方を変えれば上下ともに筆者予想値(足元の節目価格)を意識した節度ある動きとなった。

この動きについては同じく5/5(日)の記事にて国内動向として5/10(金)~5/15(水)が決算発表のピークがとなっていることから、ここを通過するまでは需給動向から売られても切り返す比較的堅調な展開を予想と記した予想どおりの展開であった。


さて、今週の日経平均については、月・火・水の週初3営業日に決算発表のピークを迎えることから指数よりも個別重視の展開が予想される。
また、需給的にも先週、上値の重さを露呈した38,300円~38,500円レンジを前に引き続き上値の重い展開になると予想している。

加えて、米主要3指数につても週央のCPIの発表を前に神経質な展開になると見ていることから、週央(木曜)までの日経平均は先週の筆者予想レンジの下寄りの展開を予想している。

ただ、米主要3指数には依然として上値余地があると見ていることから、週央の米CPI通過後については米主要3指数が上伸し、日経平均も連れ高をメインシナリオと見ている。


したがって、今週の日経平均予想レンジについては、具体的な下値目処としては38,000円~38,200円と見ており、上値目処は週末・38,700円~38,900円を予想している。

なお、その後の日経平均の動きとしては米主要3指数の上伸(ダウの最高値更新)への連れ高を予想しており、39,200円~39,400円、ここを早期にクリアできれば4/12高値・39,774円を上抜くことも想定される。

しかしながら、この上昇はあくまであや戻しの動きであると見ており、セルインメイ通過後の初動は急落となり、その後は買いの重さに耐えきれずに売りが嵩む展開になると見ている考えに変化はない。
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