2024-05-19

今週及び今後の日経平均予想



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



5/12(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて以下のとおり記した。


>具体的な下値目処としては38,000円~38,200円

>上値目処は週末・38,700円~38,900円を予想している

実際、先週の日経平均は5/14(火)に38,084円安値をつけて下値目処を達成、週末金曜・5/17には534円の大幅高により終値38,920円と、先週も、それがまるで当たり前のように筆者予想が的中する相場展開となった。

今週の相場については、金曜の追記にて「来週は米主要3指数の短期的な過熱感に加え、中期的にも買われ過ぎ警戒感が漂う展開になる可能性がある」と記したように、足元の短期上昇トレンドが転換する可能性がある。

相場予想の最も難しいのは、転換点の予想にある。

相場格言に「もうはまだなり・まだはもうなり」があるように、トレンド末期はオーバーシュートが起こりやすいためである。

前置きはさておき、米主要3指数のRSI(9)は、下表のとおり週末の上昇によって買われ過ぎ圏に入っており、RSI(14)については今週、3指数ともに買われ過ぎ圏入りとなる見込みである。

(今週のRSI数値については、指数の変動幅が「小幅高」であった場合を試算して記載しているため、指数が反落した場合は下ズレとなり、逆に上昇した場合は上ズレしていく)



このように、今週の米主要3指数はRSI(14)が揃って買われ過ぎ圏入りため反落警戒となる。

ただ、上述したようにオーバーシュートは「理外の理」であることから正確な予測は困難であり、特に米国市場については一方向に動きやすいため、総楽観が支配するまでは上昇トレンドが続きやすい。

一方で、筆者がかねて記しているように今年は「セルインメイ」が起こりやすい環境にあると見ていることから、転換点の日柄としては今月末付近ないし6月上旬(6/7・雇用統計)が反落開始点になるのでは?と警戒している。

上値目処については5/12記事を再掲する。

"これらを前提に推測するならば、日経平均は上値が重いながらも米主要3指数の上伸に連れ高となり、高値は39,200円~39,400円、ここを早期にクリアできれば4/12高値・39,774円を上抜くことも想定される"

ただし、日経平均については年初からの上昇に対する利益確定売りによって頭を抑えられている現状から、高値は39,200円~39,400円程度が現実的であると見ている。

よって、今週の日経平均予想レンジは下値目処が38,300円~38,500円、上値目処は38,900円~39,100円、利益確定売りに押されながらも堅調な展開と予想している。

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