2024-06-29

今後の日経平均予想&お知らせ(6/29)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




(お知らせ)
更新頻度については、上述のとおり「概ね1~3か月に数回程度」としてきましたが、週間予想をアップしていたことから、結果的に週何回かの投稿をしてまいりました。


かねて記しているように、僅かなAdsence収入で記事作成にかかる筆者の労力を賄うことは難しく、筆者の持ち出し(生活時間を削って)更新してまいりましたが、今月を以て生活の充実を図るため「概ね1~3か月に数回程度」またはそれ以下(現時点ではまだイメージしていない)にさせていただきます。

更新を楽しみにしていただいている皆さんには誠に恐縮でございますが、事情斟酌の上、ご理解のほどよろしくお願いします。


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さて、今週の日経平均については筆者予想どおり強めに推移し、39,500円をクリアする動きとなった。

--6/26(水)の記事にて「国内勢ではSBIが売りを仕込んだ後の暴騰であるだけに需給の乱れが生じていると思われ、この上昇はもうしばらく続く可能性がある」のとおりである--

足元の需給は上優位となっており、売り方としても高値に引きつけてからの売り仕込みを目論んでいると思われ、来週は目先的には40,000円をいったん上回る展開になりゆすいと見ている。

ただ、日経平均・TOPIXともに日足MACD・ストキャスティックスともに買われ過ぎ圏入りしており、週足については、あと1~2週間(急伸すれば1週間)で買われ過ぎ圏入りすると見られる。

また、米主要3指数の週足チャートは、ダウ平均が上値余地を残しているものの、S&P500・ナスダック総合指数については週足ベースで既に買われ過ぎ圏入りしていることから、(天井貼り付きの可能性もあるが)反落警戒の水準にあると見ている。

したがって、来週末の米雇用統計など重要指標の発表が転機になる可能性があり、日経平均についても足元の短期上昇トレンドが崩れ、週足ベースの調整に移る可能性があると見ている。

(その調整が価格の調整となるか、時間の調整となるかを現時点で予想することは難しいが、9月までは時間の調整、9月以降に価格の調整が訪れる可能性が高いのでは?と個人的に考えている)

日経平均の中期的な下値目処については、かねて記しているとおり34,000円~35,000円、このレンジを下抜けた場合は32,884円、30,948円をメインシナリオに想定している。

なお、9月以降、年末付近までの間に価格の調整が起きず、時間の調整で推移した場合には200日線・36,000円(現時点)で反騰開始のシナリオも想定している。

(サブシナリオとして、ドル円相場がこのまま160円台で推移した場合にはドル建て日経平均200日線・38,432円-現時点-のシナリオもあり得ると見ている)

なお、週初に掲載している「週間先物残高・手口集計」については当分の間、引き続きアップしていくつもりです。



※追記6/30(日)17:18

年内の日経平均を弱気に見ている理由については、これまで種々述べてきているが、日銀による追加利上げが秒読みに迫っていることも理由の一つとなる。

日銀が先日公表した6月の金融政策決定会合の「主な意見」では、物価や賃上げの広がり次第で、早期の追加利上げに前向きな意見が相次いでおり、日銀の植田総裁も7月の金融政策決定会合で追加利上げを行う可能性があるとの見解を示している。

植田総裁の政策手法としては、これまで行ってきたのと同じように、7月は折に触れて追加利上げを示唆し、市場に織り込ませるだろう。

仮に、今回、利上げを行った場合、年内の利上げは打ち止めになると思われ、メガバンクを始めとする金融株は材料出尽くしにより2022年からの強い右肩上がりの上昇に対する利益確定売りが優勢になると見ており、日経平均・TOPIXについても週足ベースの調整が始まる可能性が高いと見ていることにある。

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