2024-07-10

7月第1週の週間先物手口 集計結果(7/8)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        







本日公表のあった先週末・7/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第1週(7/1~5)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
なお、7月第1週は週間で日経平均が1,300円超の大幅高となった週である。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
7月1日日経2252,09651241434641,018
TOPIX-4073,390-5,468-1,177-3,317-2,891
7月5日1,6893,441-5,444-1,034-2,853-1,873
建玉残高
TOTAL8,54219,09758,58115,258-54,445-39,331
日経2254,569-4,765-11,5727,31720-14,438
TOPIX3,97323,86270,1537,941-54,465-24,893
<日経225先物>
2024年06月限月4,732-2,666-3,9587,65611,287-12,016
2024年09月限月0-1,399-7,9140-11,233-3,872
7/5
<日経225mini>
2024年04月限月-4,433-13,5033,000-1,710-5,30014,500
2024年05月限月2,8016,5000-1,6834,9580
<TOPIX先物>
2024年06月限月-4,72625,43472,4987,841-52,120-24,893
2024年09月限月8,699-1,572-2,345100-2,3450

週間手口ゴールドマン証券クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
7月1日日経225955-2445555521,554-1,036
TOPIX2,41109023,2991,5141,801
7月5日3,366-2441,4573,8513,068765
建玉残高
TOTAL-2,6356322,79829,1106,9721,385
日経225-14,83501,8426412,9205,840
TOPIX12,2006320,95628,4694,052-4,455
<日経225先物>
2024年06月限月-14,93502,2149942,9545,440
2024年09月限月0000-300
7/5
<日経225mini>
2024年04月限月1,0000-734-3,531-285,500
2024年05月限月00-2,9870-8-1,500
<TOPIX先物>
2024年06月限月17,3306320,13928,1294,052-2,305
2024年09月限月-5,13008173400-2,150

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
7月1日日経225-9,3711,214-847-365429
TOPIX705-641-9260173
7月5日-8,666573-1,773-365602
建玉残高
TOTAL-3,450-11,070-18,258-424-9,687
日経22523,1516742,005-424-3,762
TOPIX-26,601-11,744-20,2630-5,925
<日経225先物>
2024年06月限月23,6961,8112,005-392-3,836
2024年09月限月0-1,137000
7/5
<日経225mini>
2024年04月限月55000-69998
2024年05月限月-6,00000-251-255
<TOPIX先物>
2024年06月限月-27,251-11,744-20,2630-5,925
2024年09月限月6500000




追記 7/10 17:25


先週・7月第1週の週間先物手口は、注目している買い方のモルガン・バークレイズが利益確定売りを繰り出す一方で、BNPバリバ・みずほの売り方も売り乗せており、買い方・売り方ともに売り越しとなっている。
ただ、ゴールドマンやメリルリンチなど、その他・海外勢が力強い買い越しとなっており、これらの買いが週間で1,300円超の大幅高を演じた原動力になったと見ている。
なお、7/1の記事にて「売り筆頭のBNPバリバが売り乗せる一方で買い筆頭のモルガンMUFGが買い乗せており、こういった取引が続くようであれば市場は活性化し、次の値動きも大きくなる」と記した。
買い筆頭のモルガンMUFGは利益確定に動いたものの、「その他・海外勢」が強い買いを見せたことによる急騰と見ている。
今週は先週の地合を受けて売り方劣勢(踏み上げ)による急騰が続いている。
おそらく買い主体は週末SQに向けた指数トレードを目していると思われるが、SQ通過後の指数推移と今週の先物手口に注目している。
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