2024-07-16

7月第2週の週間先物手口 集計結果(7/16)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・7/12時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第2週(7/8~12)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
なお、7月第2週は木曜に42,426円まで上昇したものの、波乱のSQとなったことに加え、SQ通過後も売られ、週間では日経平均が277円高・週の終値は41,190円にとどまった週である。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
7月8日日経2257,1424,9061,9252,2872,712-508
TOPIX-17317,687-14,9656,568754-8,347
7月12日6,96922,593-13,0408,8553,466-8,855
建玉残高
TOTAL15,51041,68945,54124,113-50,979-48,186
日経22511,710140-9,6479,6042,732-14,946
TOPIX3,80041,54955,18814,509-53,711-33,240
<日経225先物>
2024年09月限月7,207-117-2,93811,37012,439-11,326
2024年12月限月0-1,100-7,9140-11,035-3,022
7/12
<日経225mini>
2024年08月限月2,1436,1740-2,1184,8400
2024年09月限月42,8917,39912,052-15,5458,440-5,980
<TOPIX先物>
2024年09月限月-4,49943,12157,53314,409-51,366-33,240
2024年12月限月8,299-1,572-2,345100-2,3450

週間手口ゴールドマン証券クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
7月8日日経225-1,449263-405-2,297-390209
TOPIX-5,728-91,8033,251-1,1061,091
7月12日-7,1772541,398954-1,4961,300
建玉残高
TOTAL-9,81231724,19630,0645,4762,685
日経225-16,2842631,437-1,6562,5306,049
TOPIX6,4725422,75931,7202,946-3,364
<日経225先物>
2024年09月限月-16,4512632,30702,4585,955
2024年12月限月0000-300
7/12
<日経225mini>
2024年08月限月00-3,1200-4-1,500
2024年09月限月1,6720-5,581-16,5591,0252,435
<TOPIX先物>
2024年09月限月11,6025421,94231,3802,946-2,014
2024年12月限月-5,13008173400-1,350

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
7月8日日経225-9,315-3,100-348457-1,084
TOPIX-4,118241-64101,199
7月12日-13,433-2,859-989457115
建玉残高
TOTAL-16,883-13,929-19,24733-9,572
日経22513,836-2,4261,65733-4,846
TOPIX-30,719-11,503-20,9040-4,726
<日経225先物>
2024年09月限月16,184-1,2311,0710-2,847
2024年12月限月0-1,137000
7/12
<日経225mini>
2024年08月限月-6,00000326497
2024年09月限月-17,483-5815,8610-20,483
<TOPIX先物>
2024年09月限月-31,369-11,503-20,9040-4,726
2024年12月限月6500000




※追記 7/18・13:32

買い方勢については、買い筆頭のモルガンMUFGが-13,040枚の大口売り越しの一方、ここのところ買い建玉を減らしていたバークレイズが8,855枚の買い越しの「押せば買い」となっている

また、JPモルガンが22,593枚の弩弓の買い越し(TOPIX-
9月限)を繰り出しており、中期の買いとなるか見極めたい。

一方、売り方はBNPパリバが3,406枚の買い越し、みずほが-8,855枚の売り越しとまちまちの手口となっているが、売建玉は高水準を保っている。

なお、国内勢が売り越し基調にあり、日経平均42,000円超で売りを出した模様。

目先的には、大幅下落に対する自立反発の動きと見るが、その後は来週後半から始まる3月期企業の決算発表を控え、もみ合いの動きとなろう。
スポンサーリンク