2024-07-29

7月第4週の週間先物手口 集計結果(7/29)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・7/26時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第4週(7/22~26)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
7月22日日経225-5,487-7,325750-6,328431,222
TOPIX6786,016-3,7353,0564,7431,692
7月26日-4,809-1,309-2,985-3,2724,7862,914
建玉残高
TOTAL11,02238,50238,86417,642-48,192-45,481
日経2256,635-10,132-8,767-9784,188-13,586
TOPIX4,38748,63447,63118,620-52,380-31,895
<日経225先物>
2024年09月限月3,235-4,785-1,3491,01612,907-15,687
2024年12月限月-6-1,709-7,7630-11,045-1,375
7/26
<日経225mini>
2024年08月限月-14,7897,504-1,0005,86718,2434,500
2024年09月限月48,845-43,8874,451-25,8045,01330,256
<TOPIX先物>
2024年09月限月-4,01349,20649,97618,420-50,035-31,895
2024年12月限月8,400-572-2,345200-2,3450

買い方の利益確定売り、売り方の買い戻しが顕著。

週間手口ゴールドマン証券クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
7月22日日経2256,851-244-4,606123-261-984
TOPIX-7,4700-3,248-2,262807-3,194
7月26日-619-244-7,854-2,139546-4,178
建玉残高
TOTAL-16,2965414,25727,1114,7143,835
日経225-10,8070-5,824-2,3401,0417,774
TOPIX-5,4895420,08129,4513,673-3,939
<日経225先物>
2024年09月限月-9,9290-2,86301,0707,517
2024年12月限月0000-300
7/26
<日経225mini>
2024年08月限月-2201,221-12,8699500
2024年09月限月-8,7550-30,835-10,52802,071
<TOPIX先物>
2024年09月限月-3595419,26529,1113,673-889
2024年12月限月-5,13008163400-3,050

意外なところでは野村の特買い、買い転。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
7月22日日経22512,5068331408193,502
TOPIX1,985-5841120904
7月26日14,4912492528194,406
建玉残高
TOTAL3,556-13,306-17,9271,545-2,726
日経22531,411-1,5542,1921,545854
TOPIX-27,855-11,752-20,1180-3,580
<日経225先物>
2024年09月限月31,979-171,653626-23
2024年12月限月0-1,485000
7/26
<日経225mini>
2024年08月限月000436-77
2024年09月限月-5,682-5235,3858,7568,844
<TOPIX先物>
2024年09月限月-28,505-11,752-20,1180-3,580
2024年12月限月6500000

本日の日経平均は801円高・38,468円と、直近急落のショートカバーや出遅れ買いによる急騰となっている。

ただ、先週の急落局面では想定下値に未達であるため、買い一巡後は日柄調整(~8月下旬)または再度の下値探りに向かうと見ている。

なお、現時点での日経平均の想定下値については、月足ベースの38.2%押し・35,647円、半値押し・33,554円をメインシナリオと見ている。

なかでも、日経平均EPSが現状の水準から大きく低下することが考えにくいことから38.2%押し・35,647円の±500円、35,000円~36,000円が有力と見ている。

※サブシナリオとしてはドル建て日経平均200日線(本日の為替レート153.37円で37,140円)にも注目している。

なお、米主要3指数の週足チャート(ストキャスティックス)は、ダウ平均が依然として買われ過ぎ圏となっているが、S&P500・ナスダック総合指数は60%押し程度まで下げており、売られ過ぎ圏入りを注視している。


※追記7/30(日)14:28

なお、相場展開については、目先は39,000円~39,200円に向けた戻りを試す展開が続きやすく、上限到達後は上限・39,200円、下限38,200円のレンジ取引で9月を迎えると予想している。




※追記8/1(木)17:28

昨日の日経平均高値は39,188円と筆者予想高値目処・,39,200円を早々に達成したことから本日の動向に注目していたところ、終値こそ39,101円と持ち堪えたもののザラバ安値は37,737円と予想安値目処・38,200円を大きく割りこんできており、レンジブレークの可能性が生じている。



※追記8/2(金)14:06

本日・14:00時点の日経平均は-1,898円安・36,217円。ドル建てでは242.66ドルとなっている。

なお、筆者が注目していたドル建て日経平均200日線は243.02ドル、円換算では36,273円となっていることから、一定の目標達成感はあると見ている。

ただ、需給の乱れや米国市場の軟調継続から通過点となることも想定され、その場合は上記本文に記した次の価格帯が下値目処になると予想している。

>現時点での日経平均の想定下値については、月足ベースの38.2%押し・35,647円、半値押し・33,554円をメインシナリオと見ている。

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