※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日曜・11/17にアップした「今後の日経平均予想(11/17)」にて次のとおり記した。
>週末・米国時間の日経平均の下落も予想の想定内であり、足元の上昇トレンドは依然として崩れていない
>今週の日経平均予想レンジは、下値目処を37,800円~38,000円(行き過ぎれば37,600円)、上値目処を39,200円~39,400円
この予想どおり、ダウ平均については月曜・火曜で-175ドル安の下押しとなったものの、水曜以降は反発となり900ドルを超える上げ幅となった。
日経平均についても、米国時間に37,700円までの下押し、日本時間では38,000円割れにとどまる筆者予想下値レンジ内での値動きにとどまる予想どおりの展開となった。
なお、11/20(水)に追記した「日経平均は、引き続き一進一退を切り返しながらも戻りを試す展開にある」の予想どおり、金曜・米国時間の日経平均は38,559円で返っている。
さて、今後の日経平均の基本観については、引き続き一進一退を切り返しながらも戻りを試す展開にあるとの筆者予想に変わりない。
ダウ平均については冒頭に記したとおり直近3営業日で900ドルを超える上げ幅となったことから、反落懸念があるかもしれないが、直近のRSI(9)については下表のとおり11/13をピークに低下傾向にあり、週末段階においても中立圏にとどまっている。
なお、週末の米国時間から日経平均は38,559円で返ってきている。この価格帯は先週幾度となく頭を抑えられてきたことから、38,600円を上抜けた場合には直近売り手のショートカバーにより大きく戻すことが想定される。(メインシナリオ)
一方、38,600円を超えられない動きとなった場合には再度の仕切り直しとなるがサブシナリオでしかない。
ちなみに、米主要3指数の日足MACDは先々週初めからの下押しによって降下していたが、先週後半の反発によってゼロラインタッチからの反発となっていることから、しばらくは短期上昇トレンドが継続すると見ており、日経平均も連れ高になると予想している。
したがって、当面の日経平均予想レンジは、下値目処37,800円~38,000円、上値目処は39,200円~39,400円と予想している。
また、日経平均40,000円超については年内の持続的達成は難しく感じるものの、最短では1月早々の芽を残しており、妥当なところでは2月~5月と見ている。