※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日公表のあった先週末・11/15時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第3週(11/18~22)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
目先の日経平均の動向について、昨日・11/24(日)にアップした「今後の日経平均予想(11/24)」に次のとおり記した。
>38,600円を上抜けた場合には直近売り手のショートカバーにより大きく戻す
この予想どおり本日の日経平均は38,672円で寄りついた後、39,053円まで前日比+900円近く買われた。
ただ、「ショートカバーにより大きく戻す」と記したように、買い戻しによる急騰とあって利益確定売りや売り方の売り直しによって値を消したものの、寄り付き水準から+100円高での大引けとなった。
本日の日経平均終値は496円高・38,780円。
直近の投資主体別売買動向を見るとおり、高値では生損保・銀行によるワケあり現物売りが出ており、これらの売りによって日経平均が頭を抑えられているものと見られる。
ただ、チャートは徐々に日足ストキャが上昇基調を強めており、足元では弱含みとなっても、その後は水準を上げていくと予想している。
目先の日経平均・下値目処は38,500円~38,600円、仮にここを下回ると(可能性は低いだろう)38,000円~38,200円まで下押す可能性があるものの上向き転換した75日線にサポートされると見ている。
なお、目先の上値目処・39,200円~39,400円に変わりない。
↓ ↓
※追記11/26(火)17:26
本日の日経平均は、トランプ次期大統領が中国に10%、メキシコとカナダに25%の追加関税を課すとのトランプ砲をきっかけに急落、筆者予想の(可能性は低いと見ていた)第2下値目処38,000円~38,200円を打診した。
ただ、節目の38,000円では買い戻しが入り、38,200円まで戻した後はもみ合いとなったが、引け際に買われ、日経平均終値は-338.14円安・38,442円まで戻した。
直近で上昇していた金融株に利益確定売りが入っているのは想定内であるものの、トランプ関税を嫌気して製造業にも幅広く売りが入った。
それにしても、東京時間で悪材料を織り込ませるトランプ砲は東京市場参加者にとってやっかいだ。
引き続き、第2下値目処は38,000円~38,200円となるが、おそらくこのレンジは可能性が低いと見ていたレンジだけら、再度のレンジ入り(特に38,000円の打診)の可能性は低いと見ている。
※追記11/26(火)17:26
本日の日経平均は、トランプ次期大統領が中国に10%、メキシコとカナダに25%の追加関税を課すとのトランプ砲をきっかけに急落、筆者予想の(可能性は低いと見ていた)第2下値目処38,000円~38,200円を打診した。
ただ、節目の38,000円では買い戻しが入り、38,200円まで戻した後はもみ合いとなったが、引け際に買われ、日経平均終値は-338.14円安・38,442円まで戻した。
直近で上昇していた金融株に利益確定売りが入っているのは想定内であるものの、トランプ関税を嫌気して製造業にも幅広く売りが入った。
それにしても、東京時間で悪材料を織り込ませるトランプ砲は東京市場参加者にとってやっかいだ。
引き続き、第2下値目処は38,000円~38,200円となるが、おそらくこのレンジは可能性が低いと見ていたレンジだけら、再度のレンジ入り(特に38,000円の打診)の可能性は低いと見ている。
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※追記11/27(水)18:13
本日の日経平均は、昨夜の米主要3指数の堅調性についていけず、引き続き金融株の利益確定やトランプ関税の成り行き懸念や円高を嫌気した輸出関連株の売りにより続落となった。
価格も、筆者予想の下値目処38,000円~38,200円に入り、比較的強力なサポートと見ている38,000円を一時割れたものの大引けでは38,134円まで回復して引けた。
筆者監視の個別銘柄の多くが週足ストキャが売られ過ぎ圏に達していることや足元の日経平均EPSが2,470.57円と決算終時点から約50円上昇していることから、引き続き38,000円のサポートを基本シナリオと見ており、いったん割れたとしても早期に戻る可能性があると予想している。
なお、相場の常として行き過ぎはあることなので、仮に38,000円を明確に割れた場合には日経平均PER15.2倍・37,600円が次の下値目処と想定している。
ただ、ダウ平均は足元で5連騰と堅調に推移しているが、RSI(9)が明後日には90%超の買われ過ぎ圏に達することから、その後のダウ急反落に日経平均が巻き込まれた場合にはさらに下押す展開も想定しておく必要がある。
※追記11/27(水)18:13
本日の日経平均は、昨夜の米主要3指数の堅調性についていけず、引き続き金融株の利益確定やトランプ関税の成り行き懸念や円高を嫌気した輸出関連株の売りにより続落となった。
価格も、筆者予想の下値目処38,000円~38,200円に入り、比較的強力なサポートと見ている38,000円を一時割れたものの大引けでは38,134円まで回復して引けた。
筆者監視の個別銘柄の多くが週足ストキャが売られ過ぎ圏に達していることや足元の日経平均EPSが2,470.57円と決算終時点から約50円上昇していることから、引き続き38,000円のサポートを基本シナリオと見ており、いったん割れたとしても早期に戻る可能性があると予想している。
なお、相場の常として行き過ぎはあることなので、仮に38,000円を明確に割れた場合には日経平均PER15.2倍・37,600円が次の下値目処と想定している。
ただ、ダウ平均は足元で5連騰と堅調に推移しているが、RSI(9)が明後日には90%超の買われ過ぎ圏に達することから、その後のダウ急反落に日経平均が巻き込まれた場合にはさらに下押す展開も想定しておく必要がある。