※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
今週の日曜・12/15にアップした「今週及び今後の日経平均予想(12/15)」にてダウ平均について次のとおり予想した。
>そろそろ値ぼれした買いが入りそうであるが、日足MACDがゼロラインを割り込んでいることから続落警戒となる
昨夜のダウ平均は-267ドル安・43,449ドルの9営業日続落となり、週末終値に対して-390ドル安に沈んでおり、筆者予想どおりの展開となっている。
この下落によりダウのRSI(9)は下表のとおり0.00%と売られ過ぎの極地となっている。
チャートにおいても、日足ストキャが売られ過ぎ圏での底這いが4営業日続いているが、昨日は小さいながら上方に跳ね上がりを見せており、自立反発に向かう兆候が見える。
日足チャートでの次の節目は75日線・42,842ドルと下落余地を残しているものの、11/21に空けた窓埋めを完了している。
また、週足チャートでは昨夜に13週線タッチを果たしており、このあたりで、いったん反発に転じる頃合いと見ている。
S&P500についても、昨夜の下落で25日線まであと少しのⅠまで下げており、日足ストキャも売られ過ぎ圏には至っていないながら程良い位置まで低下し、過熱感が薄れていることから、ダウとともに反発を狙う位置にあると見ている。
ただ、ナスダックが依然として高い位置にあり反落警戒感を残しているが、日足ストキャが緩やかに低下していることから、もみ合いによる需給改善が果たされていると見えなくもない。
これらのことから、今夜のFOMC通過によっていったんはアク抜けする可能性が高いと見ている。
なお、週末MSQが課題として残っているため、強引に下げてくることも想定されるが、含み益を抱えた売り方についても買い戻しのタイミングと思われ、買い優勢の気配が見られれば一気に買い戻しが入ると予想している。
日経平均については、本日の終値が-282円安・39,081円と筆者が安値目処として挙げた38,800円~39,000円のレンジ上限に近づいている。
また、個別銘柄で見ても日足ベースでの売られ過ぎとなっているものが多いことから下値余地は乏しいと見ており(本日発売の会社四季報においても2026配当の上方修正企業が多いこともセンチメントの改善につながると見ており)、まずは日米の金融会合、次に週末米MSQ通過が市場の空気感を変える可能性が高いと予想している。