※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日経平均は、週初、先週後半からのもみ合いにより熟れてきた感があり、週末程度まで上値を試す展開も予想していたが、米主要3指数の軟調により一気に崩れることとなった。
なお、先週月曜・3/24にアップした「3月第3週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 」にはメインシナリオとしては次のとおり記した。
>米主要3指数は、足元で分水嶺にある月足ベースでの下落につながる可能性があり、ここまで堅調推移している日本株への影響も避けられない
>したがって、目先的には37,800円~38,000円超(配当権利落ち後37,500円~37,800円超)を指向している日経平均についても、引き続き配当権利落ち~新年度入りのイベントを通過後・4月~5月の二番底形成を警戒
>なお、テールリスク(トランプ大統領の関税政策次第で米国の景気減速懸念が高まる)が起きることなく通過すれば日経平均の下値目処は36,000円~36,500円と見ているが、同リスクが現実となった場合の日経平均の下値目処は33,000円~34,000円を予想
基本観としては、この予想に変わりはない。
週末段階の米主要3指数の日足ストキャは、ダウが半値押し、S&P500・ナスダック総合指数が3分の2押しとなっており、週足ストキャについては売られ過ぎ圏入りとなっていることから、あと一段・二段の下値があれば、かなりの確率で底打ちから相応の反発が期待できる。
ただ、月足ベースでは調整未了感を残しているため、反発一巡後に再度の下押しとなった場合には上述のとおりテールリスク(おそらく回避されると見ているが…)を警戒すべき環境にあると見ている。