2025-07-28

7月第4週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (7/28)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・7/25時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第1週(7/22~25)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

買い方は売り買い交錯。みずほが-4,380枚の大口売り越し。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
7月22日日経2251,8318028083,212218-2,339
TOPIX-1,661-2,7791,658-214592-2,041
7月25日170-1,9772,4662,998810-4,380
建玉残高
TOTAL-3,05842,41130,16721,540-13,774-19,274
日経225-5231,834-28011,886-363-9,070
TOPIX-2,53540,57730,4479,654-13,411-10,204
日経225先物>
2025年09月限月9,779-7,656-54713,6601,087-10,050
2025年12月限月-3,5546,989278250-3,491834
7/25
日経225mini>
2025年08月限月-4,019988-6,0001,2118,5003,000
2025年09月限月-63,46424,0175,894-21,45411,908-1,543
TOPIX先物>
2025年09月限月-6,47640,12029,7979,347-14,061-10,204
2025年12月限月3,9414576503076500


有り筆頭のゴールドマンは買い戻し、ニュートラルのドイツが6,198枚の大口買い越し。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
7月22日日経2252,166949-1,1663,104-594
TOPIX-281,625-2,2673,0941,111
7月25日2,1382,574-3,4336,198517
建玉残高
TOTAL-58,32719,81625,0689,07413,782
日経225-7,10811,603-1303,8154,540
TOPIX-51,2198,21325,1985,2599,242
日経225先物>
2025年09月限月-2,1403,893-5,1841,7314,416
2025年12月限月-5,7063714,0812,00072
7/25
日経225mini>
2025年08月限月-1451,0130-3-1,500
2025年09月限月7,52272,3809,7338412,023
TOPIX先物>
2025年09月限月-48,0688,83625,1985,2598,611
2025年12月限月-3,151-62300631


海外勢は売り買い交錯と手口が分かれているが、国内勢はみずほに続き野村も-8,570枚の売り越しと売り優勢となっており、42,000円は売り対応か?

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
7月22日日経225-8,330-167-452-44-217
TOPIX-240556-992-381,000
7月25日-8,570390-1,444-82784
建玉残高
TOTAL-8,809-124-1,705-621-6,465
日経2259,5934,2217,337-528-3,983
TOPIX-18,402-4,345-9,042-93-2,482
日経225先物>
2025年09月限月9,0793,8457,165119-1,415
2025年12月限月1,431280-98-1765
7/25
日経225mini>
2025年08月限月000-87302
2025年09月限月-9,1669612,696-6,208-26,633
TOPIX先物>
2025年09月限月-19,802-4,345-9,0420-2,482
2025年12月限月1,40000-930



昨日・7/27(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて今週の日経平均予想レンジについて次のとおり記した。

>高値目処が41,900円~42,100円、安値目処が41,000円~41,200円

本日・7/28(月)の日経平均はザラバ安値・40,997円、終値・40,998円と早々に筆者予想下値目処に到達した。

これにより、7/24(木)に空けた窓閉めとなったことから需給からは下げ一巡となり、短期的には戻りを試しやすく、7/25(金)の直近高値・41,773円を目指す流れを予想している

ただ、今朝方に発表のあった米EU間の関税交渉合意により材料出尽くし感により欧米市場が利益確定売りに押される可能性が生じている。また、為替がドル安・円高に向かいやすいこともあり、欧米市場が下押しとなれば日経平均も連れ安となる可能性がある。

なお、41,000円を明確に割り込んだ場合には、日経平均はチャート的にも40,000円近辺まで下落余地が生じることになりやすい。この展開は二番天井確認後においても同様。

スポンサーリンク