※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
昨日公表のあった先週末・8/1時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第5週(7/28~8/1)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
なお、7月第1週は週間で日経平均が1,300円超の大幅高となった週である。
買い筆頭のJPモルガンが-5,724枚の大口売り越し、買い方のバークレイズも-6,456枚の大口売り越しとなっている一方、先週売り越したみずほは小口ながら1,143枚の買い越しとなっている。
売り筆頭のゴールドマンが9,187枚の弩弓の買い越しとなっており、いったん利益確定を行った模様。
先週、総売りとなった国内勢は野村が引き続き売り越しとなっているものの、他の主体は小口買い戻しとなっているが腰が入った買いとはなっていない。
昨日・8/4(月)の日経平均は一時-900円を超えて下落したものの、値ごろ感と思われる買い戻しが入り、下げ幅を-550円まで縮めた。
本日・8/5(火)の日経平均も、米主要3指数の買い戻しの流れを受けて258円高・40,549円の回復となった。
ただ、米雇用統計の下方修正によって疑問が投げかけられた労働市場の脆弱性を織り込むほどには下げたとは言えず、値ごろ感による売り方の買い戻しが入ったものと見ている。
今後、利下げ機運が台頭してくると思われるが、まずは実体経済の悪化懸念を織り込む順になると予想している。
したがって、目先的には急落に対する反発が続く可能性があるが、来週の決算発表のピーク前後からは季節要因である夏枯れとともに、秋に向けてダウ平均は41,000ドル~42,500ドル前後、日経平均は38,000円~39,000円程度までいったん下押す可能性があると見ている。
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※追記8/7(木)18:28
上記本文・7月第5週の週間先物手口の集計結果
※追記8/7(木)18:28
上記本文・7月第5週の週間先物手口の集計結果
>買い筆頭のJPモルガンが-5,724枚の大口売り越し、買い方のバークレイズも-6,456枚の大口売り越し>先週売り越したみずほは小口ながら1,143枚の買い越し>国内勢は野村が引き続き売り越しとなっているものの、他の主体は小口買い戻しとなっているが腰が入った買いとはなっていない
本日・8/7(木)公表の7月第5週の「投資主体別売買動向」では、3週連続で大幅買い越しとなっていた海外先物勢が一転売り越し(現物も売り越し)、個人現金の売りは大幅縮小。
ダウ平均は44,500ドル処の25日線を上抜くことが出来るかに注目している。
やはり日経平均の焦点は来週末明日の決算発表ピーク&8月SQか?