※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日曜・8/17にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて次のとおり予想した。
>上値目処・43,500円~43,700円、下値目処・42,000円~42,200円と予想
実際、先週の日経平均の高値は43,835円、安値は42,564円と高値がやや上ブレた分、安値は到達できなかったものの、概ね予想レンジでの動きとなった。
また、8/19(火)にアップした「8月第2週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想」にて、最新の先物手口から見た予想について次のとおり記した。
>43,200円~44,000円での方向感のないもみ合い
>日経平均が43,800円~44,000円に入ってきた場合には(中略)日経平均は売り方の踏み上げを伴って44,000円~45,000円に向かうこともあり得る
現時点においても、この予想に変化はない。
先物手口並びに「投資主体別売買動向」を見ても「海外勢の買い vs 国内勢の売り」が継続しており、弱きの国内勢(個人投資家を含む)に対して強気の海外勢の構図が鮮明になっている。
日経平均EPS・PER、トランプ関税に伴う企業業績の下押しを見る限り足元の株高は容認できるものではないが「理外の理」といった不可思議な論理が働くのが相場の本質であることを考えると、一方的に排除すべき論理ではなかろう。
よりもっともらしく言えば、相場は既にトランプ関税の先を見越しているとも思える。
なお、短期的には先週のような目先需給による急落があるものの、中長期での株高トレンドが継続している可能性があり、日経平均45,000円をクリアした場合には48,000円~50,000円に向かうと思われる。
このような状況下では、出遅れの国内勢の熱狂的な買い vs 海外勢の利益確定売りが最後の急伸を生み、その後暴落に向かう相場転換の予兆になると見ている。
今週の日経平均予想レンジは高値目処・43,800円~44,000円(44,000円を超えてくれば44,200円~44,400円)、安値目処は42,200円~42,400円と見ているが安い展開となる可能性は低いと予想している。