2025-09-23

9月第3週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (9/22)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




本日公表のあった先週末・9/19時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した9月第3週(9/16~19)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

買い方上位のJPモルガン・モルガンMUFG・バークレイズはポジション調整または買い基調を維持している。一方、売り方上位のBNPパリバ・みずほは引き続き大きめの売り乗せとなっている。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
9月16日日経225-901,076-1,2641,519310-22
TOPIX2815601,1367,027-4,119-4,280
9月19日1911,636-1288,546-3,809-4,302
建玉残高
TOTAL-3,86736,77333,27342,532-24,926-30,765
日経225-4,06712,775-83510,5686,565-6,821
TOPIX20023,99834,10831,964-31,491-23,944
日経225先物>
2025年09月限月1,9519,687-43911,0336,043-13,600
2025年12月限月-3,8482,856304-151,222109
9/19
日経225mini>
2025年08月限月-28,3612,321-7,000-3,998-6,00066,700
2025年09月限月6,65710-501-1,0000
TOPIX先物>
2025年09月限月3,56720,64333,92732,089-31,672-23,944
2025年12月限月-3,3673,355181-1251810

注目のゴールドマンは、やはり先々週末MSQでの玉移動があったらしく、先週末の残高報告では売り残が復活し、先々々週末より8,000枚ほど売り残増加となっている。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
9月16日日経2252,960-516483562109
TOPIX-3,1191,2343,379212-1,167
9月19日-1597183,862774-1,058
建玉残高
TOTAL-81,35523,38933,9118,9227,173
日経225-11,52513,9423,0763,2468,649
TOPIX-69,8309,44730,8355,676-1,476
日経225先物>
2025年09月限月-6,39614,4964523,8649,186
2025年12月限月-2,904-7082,724-600-287
9/19
日経225mini>
2025年08月限月-22,2501,615-1,000-180-2,500
2025年09月限月0-78040
TOPIX先物>
2025年09月限月-68,1258,89730,8355,676-1,476
2025年12月限月-1,705550000

みずほを除く国内勢については、売り買い交錯となっているものの差し引き取引枚数は多くはなく見送りムードとなっている。
週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
9月16日日経225-1,521-140-350344-449
TOPIX3,495116-3,0860-1,276
9月19日1,974-24-3,436344-1,725
建玉残高
TOTAL-15,823-3,280-10,02072-7,347
日経2251,3041391,41572-3,289
TOPIX-17,127-3,419-11,4350-4,058
日経225先物>
2025年09月限月548-3071,41534-3,307
2025年12月限月1,256446030-1
9/19
日経225mini>
2025年08月限月000100293
2025年09月限月-5,00000-21-104
TOPIX先物>
2025年09月限月-17,727-3,419-11,4350-4,058
2025年12月限月6000000


一昨日の日曜・9/21にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、今週の日経平均予想レンジについて次のとおり予想した。

>高値目処・45,600円~45,800円、安値目処・44,600円~44,800円

昨日・月曜の日経平均は終値・45,493円と後場にダレたものの、ザラバ高値・45,757円とさっそく筆者高値目処に到達している。

また、本日の東京市場は休場ながら時間外市場で45,700円台と反発を見せている。

基本シナリオとしては、目先的には方向感のないもみ合いに終始し、その後、日柄調整に移る可能性が大きいと見ている。

ただ、日経平均が仮に46,000円処を上抜いてくると、損失覚悟の売り方の買い戻しにより上方向への勢いを高める可能性があり、47,000円~48,000円をうかがう局面も考えられる。



                          



                                        

                                     




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※追記9/25(木)20:20

今週末のダウ平均が月曜の寄り付き・46,206ドルを超えることなく引けた場合、週足チャートでの上ヒゲ陰線または十字足となり、上昇トレンドの終焉や下降トレンドへの転換を示すサインになりやすい。

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