2025-09-29

9月第4週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (9/29)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・9/26時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した9月第4週(9/22~26)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

先週の日経平均週足がほぼ変わらずであったことに現れているように、買い方に利益確定売りが繰り出されている一方、売り方・みずほが買い戻しとなっている。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
9月21日日経225-1,264-5,002-2,107-1,843-91,640
TOPIX2639052,329-11,026-1,9104,297
9月26日-1,001-4,097222-12,869-1,9195,937
建玉残高
TOTAL-4,86932,67633,49529,663-26,845-24,828
日経225-5,3327,773-2,9428,7256,556-5,181
TOPIX46324,90336,43720,938-33,401-19,647
日経225先物>
2025年09月限月2794,304-1,5829,1916,436-11,960
2025年12月限月-3,5373,220-660-22920109
9/26
日経225mini>
2025年08月限月-26,3032,488-7,000-3,960-7,00066,700
2025年09月限月5,56520-478-1,0000
TOPIX先物>
2025年09月限月3,80121,54836,25621,063-33,582-19,647
2025年12月限月-3,3383,355181-1251810


売り筆頭のゴールドマンも14,789枚の弩弓の買いによって買い方の売りを吸収している。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
9月21日日経2252,962-696-25399288
TOPIX11,827359-4,766352306
9月26日14,789-337-5,019451594
建玉残高
TOTAL-66,56623,05228,8929,3737,767
日経225-8,56313,2462,8233,3458,937
TOPIX-58,0039,80626,0696,028-1,170
日経225先物>
2025年09月限月-3,43413,6751993,4929,474
2025年12月限月-2,904-7122,724-103-187
9/26
日経225mini>
2025年08月限月-22,2501,866-1,000-425-3,500
2025年09月限月09610-160
TOPIX先物>
2025年09月限月-56,2989,25626,0696,028-1,170
2025年12月限月-1,705550000

みずほを除く国内勢は売り買い交錯となっている。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
9月21日日経2251,6921,288606-176354
TOPIX11,787-1,4235,4630-7,369
9月26日13,479-1356,069-176-7,015
建玉残高
TOTAL-2,344-3,415-3,951-104-14,362
日経2252,9961,4272,021-104-2,935
TOPIX-5,340-4,842-5,9720-11,427
日経225先物>
2025年09月限月2,2409812,021-117-2,949
2025年12月限月1,25644602710
9/26
日経225mini>
2025年08月限月000-116136
2025年09月限月-5,00000-23-93
TOPIX先物>
2025年09月限月-5,940-4,842-5,9720-11,427
2025年12月限月6000000


先物手口に見るとおり、明らかな売り材料が出てくるまでは買い方の利益確定売りで下げたところは売り方の買い戻しが入りやすい構図に変化はないと見ている。

今週の日経平均予想レンジは、高値目処・45,600円~45,800円、安値目処・44,600円~44,800円。


ダウ平均との見合いでは、引き続き先週月曜の寄り付き・46,206ドルを超えて推移するなら、日経平均も強い展開が続き46,200円~46,400円を目指す展開を予想している。

一方、日経平均が目先下振れたとしても43,600円~44,000円で下値を支えられると見ている。


                                        

                                     




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※追記9/30(火)19:20

今週及び今後の日経平均予想(9/28)及び上記
>高値目処・45,600円~45,800円、安値目処・44,600円~44,800円

>一方、日経平均が目先下振れたとしても43,600円~44,000円で下値を支えられると見ている

なお、日経平均は44,600円ではいったん支えられると見ているが、先日来記しているとおり、ダウ平均が先週月曜の寄り付き・46,206ドルを下回ってくると上昇トレンドの終焉や下降トレンドへの転換を示すサインになりやすい。

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