2019-02-16

ダウ平均、大幅高が意味するところ(2/16)

昨夜のダウ平均については、昨日記したとおりプラス圏で引けることを予想していた。プラス幅はおそらく100ドル~150ドル程度だろうと思っていたが、400ドルを超えて上昇し
たことは正直驚きだった。

プラス圏で引けると考えた理由としてSQ要因を挙げ、SQ通過後の値動きについては再考の必要があると記したが、大きく前日の足を引き離したことから推測すれば、引き続き買い方優勢の展開で進む可能性が高い。

それは、米国の先物・オプション動向を推測すれば、2月限を大幅高で決めた以上、続く3月限も上向きのポジションを組んでいる可能性が高いと考えるからだ。

米国市場の先物・オプション手口は知りようがないが、ダウ平均と日経平均は一つの戦略の中で連携し、相互に関連していると考えることから、東京市場における米系証券の持ち高の方針と米国市場の持ち高はほぼ同一と見ている。

また、SQ後の値動き予測を保留とした要因として、S&P500が200日線に頭を抑えられており、上抜くためにはいったん下に振ってからの展開もあると見ていたが、昨夜の上昇により、200日線を29ポイント上抜いたことから、ここからは上昇に弾みがつくことが想定される。

当ブログにて2/2に記した " 米国市場にミニバブル発生の予感 " が徐々に現実になっていると見ている。

昨夜のNY主要3指数の大幅高により、ダウは次の目標である12/3高値の25,980ドルは射程圏に入り、その次は11/8の26,277ドル、10/3の26,951ドルから最高値へとテクニカル調整を挟みながら目標水準が高められていくと推測している。


ただし、バブルである以上、弾けることを前提に膨らんでいる。しかも "ミニバブル" であることから賞味期限は短いことが想定される。
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