2019-04-27

米主要3指数上昇も漂う警戒感(4/27)

週末の米国市場は、インテルの決算が嫌気されナスダック総合指数が下落して始まったものの、米GDPの上振れやダウ平均に前日の下落に対するショートカバーが入ったことから徐々に買い戻しムードが高まり、米主要3指数ともに上昇して週の取引を終えた。
 
ダウは81ドル高・0.31%、S&P500は0.47%、ナスダックは0.34%の上昇と各指数ともに高
値警戒感のなか堅調に推移しているが、個別に見ていくとやや懸念される点がある。
 
ダウは5日線に頭を抑えられており、前日の下放れしたローソク足にタスキをかける「下放れタスキ線」となっており「陽線=強い」との判断は月曜のローソク足が5日線を上抜くまで保留となる。
 
また、ナスダックについては終値ベースでは上昇しているが、前日のザラバ高値を上抜くことなく推移しており、インテルの不調とともに半導体指数も下落しており、警戒感は払拭されていない。
 
加えて、ダウの9日RSIは昨夜の上昇によっても前日の68.42から59.66に低下しており、下落トレンドからの脱却は、週初の上昇または上昇しないまでも保ち合いに持ってくるなど、足元の価格での値固めが必要になってくる。
 
ダウの目先予想としては、直近の窓埋めが26,162ドルであり、この価格付近は足元の上昇トレンドの下値サポート線や13週線・25,906ドルと重なることから、目先400ドル~500ドルの下落余地があると見ている。 

なお、上海総合指数の5日線が25日線を下抜くミニデットクロス目前となっていることや、昨夜はWTI原油先物が窓開けで続落していること、ドル円が112円手前で押し返されていることなどから、来週の世界市場の値動きには警戒感を持って見ている。
 
メインシナリオとしては、来週は全体的に弱含みの週となり、週末の雇用統計で下落に歯止めがかかり二番天井に向けて一時的な回復を見せる「東京休場間の行って来い」を想定している。
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