日経平均についても筆者予想のとおり買い戻し優勢で進み、高値は21,398円と21,400円まであと2円まで迫るも75日線に阻まれた。日経平均終値は187円高、21,250円。
なお、先物ナイトでは17:54に安値21,175円まで下落し、節目となる22,200円を一時割り込んでいる。
先物・オプション動向
本日のABNのオプション手口は、コール・プットともにポジション調整色を感じる。
コールでは、権利行使価格の遠いオプションを買い、近いコールを売り、プットでは逆に権利行使価格の近いプットを売り、遠いプットを買い越している。
ただ、ボリューム的にはさほど多くなく、建玉もコール買い主体は継続している。
ABNの先物は-2,140枚売り越しと、売り越し幅がやや大きい。内訳を見ると、昨夜の夜間取引では約800枚を買い越しているが、日中取引で約3,000枚近くを売り越している。
おそらく、昼の先物急落はABNの大口が画策したのではないかと推測している。建玉は-8,246枚の売り越し。
GSは先物を1,852枚買い越しと様子見。
Cスイスは先物を272枚買い越し、建玉-4,789枚売り越しと、ややショートに傾いているが、枚数的にはまだどちらの方向にも動き得る。
野村證券も先物-365枚売り越しと様子見を決め込んでいる。建玉は-100,570枚売り越しと前日から大きな変化はない。
先物の取引はメジャーSQの6月限が主体であるが、10連休明けからここまでのところ、あまり動いていないことが気になる。近いうちにどちらかの方向に大きく動き出すことが予想される。
まとめ
ダウの5日線は足元で25,641ドルにあり、昨夜の終値から約200ドル離れている。上には75日線が控えているため、5日線の上昇を待って75日線突破を試みると思われる。
ダウが大きく崩れない限りは、5日線は月曜に25,748ドルに上昇し、火曜には25,815ドルに達し、昨夜の終値に追い付くことが出来る。
したがって、足元では昨夜の200ドル上昇の調整をもみ合いでこなし、早ければ月曜、遅くとも火曜には出直し始めると見ている。
今夜のダウについては、昨夜の200ドル上昇が急ピッチ過ぎるため、昨日の陽線の範囲内である25,700ドル~25,860ドル間でのもみ合いを予想している。
日経平均についても、本日、75日線を一気に超えてくれば違った展開になったと思われるが、75日線で綺麗に跳ね返されたことから、目先は22,200円~22,350円のレンジでのもみ合いにより5日線の上昇を待つ展開になると見ている。
移動平均線の関係はダウと同様に、足元の5日線・21,175円と75日線・21,409円に挟まれた状態にあり、昼の急落が気になるが、本日の焦点であった下値ザート22,200円を上回って引けたことから、基調は反発を維持していると見る。
なお、上述のとおり日経先物が夜間取引に入り、欧州市場の軟調を受けて21,200円を一時割り込んだことはやや気がかりである。
仮に今夜のダウが想定下値メドである25,700ドルを割れて引けた場合、悪化が予想される月曜朝のGDP発表に絡んだ売り仕掛けとなる可能性がある。
ただ、GDP悪化の場合には、消費増税延期や経済対策への思惑が持ち上がることや週末から来日が予定されているトランプ大統領の口から日本への厳しい要求が出てくるとは思えず、逆に(マスコミを通じて伝わる言説は)口当たりの良い話題が先行すると思われることから、これらの思惑が相場の下支えとなり、一時的に下押す局面はあっても、日経平均は戻りを試す方向に動くのではないかと見ている。
来週の見通しについては今夜のダウの動きを見て再考察していくが、目先は二番底模索よりも、22,500円処への復帰の可能性が高いと想定している。
※21:00追記
ダウ先物-200ドル安・25,660ドル、日経先物21,140円安値と雲行きが怪しい。ダウは3日間で530ドル上昇しており、38.2%押しの-210ドルは正常範囲の調整であり、引け値は本文のとおり前日の寄り付き値・25,700ドルは下回らないと見ているが・・・。
※22:45追記
ダウの序盤は-200ドル安から-100ドル安・25,760ドルと下げ幅を縮めている。直近の上昇を考えれば-100ドル安近辺が程良い価格と見る。仮に前半で戻し過ぎると、後半に週末要因の利益確定売りが出る懸念がある。日経先物は21,220円。
※23:30追記
ダウ25,830ドル、-30ドル安まで縮める。まさかのプラ転から75日線突破の芽も出てきている。今夜は小安く引けるのが良いのだが・・・。
スポンサーリンク