ダウの月曜休場要因から売り方の買い戻しに終始し、新規の買い資金が入らない出来高の細い一日だった。
チャート的にも陽線で引けた点は評価できるが、5日線で頭を抑えられていることや、昨日の陰線の範囲内の値動きであり、様子見で週末を終えた感が強い。
ただ、200日線では3月以降、下値がサポートされていることや、同200日線や75日線が上向きであることから基調としては上昇基調にあると見ている。
なお、今週は株価波乱の要因となったファーウェイを始めとする米国の対中攻勢が矢継ぎ早に出され、トランプ氏の手札はほぼ出揃ったように感じる。
6月末のG20までに、どういう形であれ米国を納得させる回答を中国が出すことは困難な状況と推測する。
ただ、昨夜はトランプ氏が「中国との協議は早期に進展」と発言して市場を安堵させたように、今後トランプ氏は高いハードルを少しずつ下げる気配を見せて、中国側の反応を見定め、G20での米中首脳会談に向けて期待感を盛り上げていくと推測する。
G20での会談は正式な首脳会談とは異なり、(どちらがどちらの国に赴くと言った体面を保つ必要がなく)、落としどころが決まっていない中で両首脳が虚心坦懐に話し合うことの出来る数少ない場である。
その意味では、ここしばらくはトランプ氏から過激な対中姿勢が繰り出すよりは、逆に株価浮揚を意識した宥和姿勢を投げかけることが考えられる。
ダウの日足チャートではMACDがシグナル線と絡んでおり、あと一日程度5日線での攻防があれば再度上昇に転じる可能性を感じている。
スポンサーリンク