特にナスダック総合指数は1.58%・127ポイント上昇し、終値は8,164ポイントと過去最高値を更新した。
ダウは0.75%・197ドル高とナスダックの上昇率には劣るが、直近の窓埋めを果たした下ヒゲ陰線にかぶせる形で陽線が立ち、再度5日線を上抜いてきたことから目先は上への意識が続きやすい。
ただし、日中足を見ると、ギャップアップの寄り後に利益確定売りに押されたが、ナスダックの上昇を横目に見て連れ高した形状となっており、けっして強い形にはなっていない。
出来高も248,903千株と200ドル高に迫る上昇の際の平均的な出来高である300,000千株を明らかに下回っており懸念を感じるが、ナスダックが異様に強く、この分では来週も高値もみ合いが続くと見ており、ダウも引き続き連れ高となりやすい。
ナスダックの強さは、来週末にも合意されると報じられている米中貿易交渉が下支えになっていると思われ、合意の事実を以て「セル・ザ・ファクト」になるのではないかと予想している。
また、米政府要人によるドル安誘導発言も、利下げ催促の株価下落に結びつきやすい。
ダウの上昇に今ひとつ力強さがないのは、それらが影響しているのではないかと感じる。
しかしながら、チャート面で切り返しの動きが見られることから、来週のダウは、高値もみ合いながら、終値ベースの過去最高値26,828ドル(あと280ドル)を目指し上昇すると見ている。
※19:10追記
ただし警戒点として、ナスダックの週足は「首吊り線」となっている。同様の足が出ている2018年1月は翌週続伸したものの、翌々週から急落しており、上述の「セル・ザ・ファクト」と時期的に一致することから過度の楽観は禁物である。
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