なお、ダウは75日線・25,833ドルで綺麗に下げ止まっている点に注目している。
日経平均先物も昨夜は20,060円と20,000円近くまで売られたものの、ダウの切り返しを受けて反発し、21,310円で日中取引にバトンを渡した。
本日の日経平均は、各種報道により中国への25%関税が確実視されていたが寄り付きから戻りを試し、昼前に21,584円の高値示現後、関税発動時刻である13時01分に向けて21,175円まで400円売られ、大引けは-57円安、21,344円で引けた。
SQ値は21,451.91円と前日の終値比100円高。おそらく、SQ値を21,500円手前まで引き上げたため、前場は買い戻し優勢となったが、関税発動をきっかけに利益確定売りが持ち込まれたと推測する。
先物・オプション動向
JPXの手口情報が本日から6月限となった。したがって公表数字は本日の日中取引分のみとなる。
ABNのオプション手口は、突出してボリュームのある価格帯はないが、総じてコール買い
優勢となっている。
特に目を引くのは足元の価格帯である21,300円より上のコールの買い手口が目立つ。
一方、プットについては、21,625円から下のプット買いを入れているが、バランス良くショートプットを入れており、本日のプット手口に関しては中立である。
先物については、ABNは小商い、GSが-1,814枚売り越しとやや多く、野村は3,001枚買い越しと、大幅安後の週末に買い戻しを入れてきた。
まとめ
上述のとおり、ダウが75日線・25,833ドルで長い下ヒゲを示現し下げ止まっている点に注目している。出来高も前日より増えており短期的な下げ止まりを感じさせる。
ただ、20:30現在、ダウ先物が欧州株高に反応しておらず-100ドル安・25,720ドルと75日線を110ドル程度下回っている。先ほど、トランプ大統領がツイッターで「中国との交渉は急ぐ必要はない」とツイートしたことが要因と思われる。
今週はダウも500ドルを超えて下落しており週末要因から買い戻しが入ると見ているが、75日線を下回ると200日線の25,419ドルが意識されることになる。
メインシナリオは75日線を維持と見ているが、仮に75日線を下回ったとしても、大きく離れず、十字足等の下げ止まりサインが見られるかどうかを確認していきたい。
なお、日経平均の本日の売買代金は3兆円を超えており、ダウが持ちこたえる動きを見せればテクニカルのバウンドに入ることが想定される。
日経平均の9日RSIは13.43%まで低下しており、来週の日経平均は今夜のダウの動きによっては週初は安値でもみ合うかもしれないが、オシレーター系指標の低下を受けて反発に転じると見ている。
来週の見通しの詳細については今夜のダウの動きを見て再考察していくが、リバウンドの場合も高値は200日線の21,884円が抵抗帯として意識されると見ている。
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