3度目の挑戦で26,250ドルを上抜くことが出来なかったことは先行きに反落の影をもたらすことになるかもしれない。ただ、26,250ドル挑戦は、日中取引としては2度目であり、目先、26,000ドル前後でのもみ合いをこなしていけば、もう一度上抜けの挑戦機会が訪れると見ている。
本日の日経平均については、ダウの高値圏からの反落を受け、売り先行で始まり、場中プラス圏に浮上する場面があったが、ダウ同様に売り物に押され、終値は-74円安・21,129円と反落して引けた。
先物・オプション動向
ABNのオプションについては、コール・プットともに売り越し優勢となっている。コールでは21,500円から上の売り手口が多く、SQは21,500円を上回らないと予想しているように思える。
一方、プットは20,625円から下の売り越し手口が多く、建玉も薄いことから21,000円を大きく下回ることも想定していないように思われる。
先物については、本日も6月限の公表データだけを見ると、大口の売り越しや買い越しが目立つが、大抵は9月限へロールオーバーされており、全限月の通算では直近の流れを継ぐ手口がほとんどである。
そのような中にあって、Cスイスは2,473枚を買い越し(買い戻し)、建玉は週末時点の1万枚売り越しをを-4,271枚まで圧縮しており、6月限に限って見ても5,534枚の買い越しとプラ転している点が注目される。
まとめ
ダウ日足については上述のとおり高値圏まで上昇しており、いつ反落してもおかしくない位置で反落の兆しを見せている。
ただ、直近上昇の強さから何か大きな材料がない限り、時間の調整から再上昇を目指すと考えており、少なくとも来週末の米国市場のメジャーSQまでは相場は保つのではないかと見ている。
今後の材料としては、一昨日、トランプ大統領が謎ツイートした習近平主席のG20欠席が想定されるが、仮に欠席するとしても表明は1週間前の土日であると推測され、それまでは表沙汰にはならないと見ている。
個人的な解釈としては、国内の強硬派への配慮もあるとは思うが、中国にとっても国際的な信用として、出席した場合のリスクよりも欠席リスクのほうが大きく、余程の戦略がない限り欠席するとは思えないのだが・・・。
そうであれば、月内に想定される悪材料は限られていることから、世界の株式市場は直近の需給に沿って上昇基調を維持すると見ている。
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