ただ、夕刻から始まった欧州市場が弱含んで始まったことから、日経先物も19:25に20,930円(現物換算20,990円)と21.000円割れの安値をつけ、本日の上昇分を失った。
確かに日経平均は(おそらく他の市場も)、短期的な上昇により9日RSIが83.32の過熱圏まで上昇しており、上値が重くなる日柄ではある。
なお、21:30の米5月小売売上高が市場予想から上振れたため、株安から円高気味に推移していたドルが一斉に買い戻され、22:00現在の日経先物は20.970円(現物換算21,030円)と、再度21,000円を取り戻している。
ダウ先物も現時刻-45ドル安・26,062ドルと小安く推移している。ダウ(現物)の60分足は直近の上昇に対する調整の動きをしており、MACDはゼロラインまで下落していることから反発のタイミングとなっているが、やや調整不足の感があり、今夜は高値もみ合いの調整がふさわしいのではと見ている。
ABNの本日のオプション手口はコールサイドでショートとロングを交互に並べている。
プットサイドもロングがやや多いものの、おそらくコールポジションとのバランス上と推測され、目先もみ合いを想定しているように見える。
今夜のダウの予想としては、上述のとおりもみ合い、価格も小動きと予想している。

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