2019-06-29

米中交渉再開もダウは出尽くしか?(6/29)

昨夜のダウ平均は5日線と前日終値の間を行き来していたが、引けが近づくにつれて買われ+73ドル高・26,599ドルと5日線26,588を上回って引けた。

週間では下洛していたためショートカバーが入ったものと推察されるが、5日線が意識されているようにも感じられる。

なお、出来高が前日の2倍に膨らんでいる。何らかの指数入れ替えに伴う売買需要の発生によるものなのか寡聞にして理由は不明。憶測ではあるが、米中通商交渉の楽観を先取りした買い(買い戻し)であったとも思えるが、それにしても出来高が大きい。

ローソク足は気迷いの十字線であり、月曜の立会で陽線引けとなれば上方向が優位となるが、逆に寄りの上昇に対して利益確定売りが重なり、陰線となった場合は需給悪化の可能性がある。

筆者予想としては、米中協議再開、関税見送り、ファーウェイ禁輸措置解除も一部米企業では数日前から再開されているため、これら好材料も6/3から続いた買い玉の売り場の感があり、下押しとなる可能性を感じているが、どうだろうか?

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