2019-07-20

ダウ平均の上値は目先重い?(7/20)

昨夜のダウ平均は、序盤堅調に始まったものの、後場から崩れ始め-68.77ドル・27,154ドルで取引を終えた。

下落の要因としては大幅利下げ期待の後退や中東情勢緊迫化懸念などが挙げられており、実際その通りだと思うが、相場が強いときであれば跳ね返すことの出来る程度であり、本質的には需給がやや買いに偏っているための利益確定売りと週末要因と重なったものと見る。

具体的には、出来高も週内では最も多いことから、昨夜は序盤の伸び悩みを見て、先々週の急騰で得た利益確定が出たと思われる。

9日RSIは71.50とピークからは下げているものの過熱圏にあり、14日RSIも70.75と同様の熱を帯びている。RSIは少し熱を帯びたくらいが活況で高値を追う場合もあるが、ここにきて株価が保ち合いから長めの陰線を出しており、目先は利益確定売りが優位になりやすい投資環境である。

ただ、目先に需給調整を行えば、月末のFOMCが近づくにつれ、大幅利下げ期待から安いところを拾った筋が再度買い上げていく展開が期待できる。

テクニカル的にも、25日線は金曜の終値から348.7ドル下方に位置しており、買い方としては安心して利益確定とその後の買いを入れることが出来る。

反転ポイントとしては、7/12に空けた窓埋めの27,088ドルでの反転の可能性もあるが、値幅的にやや調整未了感があり、25日先手前の26,800ドル~26.700ドルが下げ止まりのポイントとして意識されると見ている。

日経平均の来週の予想については、整理して明日アップの予定である
スポンサーリンク
counter