短期的には7/9からの約600ドルの上昇に対する調整局面を迎えており、足元の調整は日柄調整となっているが、陰線の割合が多いことが災いして上値が重い印象があり、足元の下落には調整未了感を感じる。
調整完了のメドとしては、まず25日線26,973ドルが挙げられる。
かなりの確率で下げ止まりが予想される反面、7/9からの上昇が窓開け上昇で値を飛ばしてきていることから、勢いのある下落となって25日線を割った場合には、上昇の際に空けた2つの窓埋めとなる26,851ドル、26,783ドルまでの下落を想定しておくのが良いと思われる。
2番目の窓埋めである26,783ドルの下の26,750ドルは、節目が形成されていることから、通常の調整の範囲であれば26,750ドルでいったんの調整完了となり、再度上を目指すことになると見ている。
ただし、反転した場合でも、大勢としては6/3からの約2,500ドル上昇の調整を経ていないため、おそらく(季節的に見て)高値更新よりも、Wトップまたはその手前でのテクニカルリバウンド完了からの再下落を優位と見ている。
今週については目先の調整完了から反発の始点を見つける週になると予想している。
週を通しての下値メドは26,750ドル、上値メドは27,200ドル。サブシナリオとしては、このまま日柄調整で反発に移行。
筆者の予想どおり進捗するならば、翌々週(8/5週)のどこかで最高値27,398ドル付近を頂点に下落(急落)すると予想している。
※先物・オプション手口の集計方法(準備編)をアップしましたので、ご興味のある方はご覧ください。→ こちら
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