また、昨日も記したように、日経平均のオシレーター系指標の低下を背景に買い戻しが入りやすい状態が続いていることも悲観に傾きにくいこともあった。
日経平均の終値は-249円安・20,405円と冴えないものであってが、日中足は安寄り後の右肩上がりであり、数値ほど悪いものではない。
何より、昨秋からの暴落時とは異なり、特に本日は空気感の違いを顕著に感じた。
ドイツDAXの下落に歯止めがかかれば、いったん上に走るという期待もある。(詳細後述)
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
ABNのオプション手口はについては、予想どおり、20,500円のショートプット&ショートコールの両建てを崩してきた。
日経平均の下落によって利が乗ったショートコールを買い戻してきており、両建ての均衡が崩れ始めた。
これで、ショートプットが約600枚長くなり、プット売り(ショートプット)にポジションを傾けやすくなっている。
本日も欧州時間に入り、ドイツDAX指数の大幅下落によって日経先物が-130円下落しており、ショートプットの仕込みやショートコールの利益確定には都合が良いだろう。
先物については以下の表のとおりである。
野村證券が本日の下落に対して、先物の売り越し玉7,367枚の買い戻しに動いた。時間帯別内訳ではナイトセッションと日中取引でほぼ半数ずつ買い戻している。
朝からの買いは、年金ではなく野村の買い戻しであったと見ている。
これで野村證券の売り越しはピーク時の半数となったが、依然として-65,528枚の売り越しを積んでおり、目先のオシレーター系指標の低下から売りを積んでも値幅が出ないため、引き続き買い戻し基調が継続すると見ている。
問題は、TOPIX先物の買い戻しに合わせて、日経先物の買いを積んでくれれば良いのだが、本日は880枚と僅かではあるが売り越しており、現時点では買い越し建玉9.000枚と横ばい状態である。
今後の日経平均予想
今夜も欧州株安(特にドイツDAX)が止まらない。
ただ、日足チャートで見る節目は3/25安値の11,259ポイントであり、19:30現在、-1.67%安の11,289ポイントと残り30ポイントに迫っている。 (注) 19:40に11,261ポイントに到達後、跳ね返っている。
誤差を考慮すれば、節目到達から底打ちに入っても良い水準である。MACDも直近の安値より上方に位置しており、ここで下げ止まることが出来れば逆行現象が完成となる。
時間的にも、取引時間の3分の1を経過した頃合いであり、売り一巡からの買い戻しが入りやすい時刻である。
ダウ平均は、19:30現在-0.8%安の-200ドル安と大幅安となっているが、取引開始までにはDAXの持ち直しにより下げ幅を縮めると見ている。
いずれにせよ、2日間で1,000ドル安には行き過ぎ感があり、もしやの続落もあるかもしれないが、悪くても安値もみ合いに持ち込めると見ている。
これらのことから、おそらくダウについては100ドル~150ドル高程度で引けると見ており、東京市場の明日は良い週末を迎えられるだろうと考えている。
※23:00追記
初動のダウ平均は前日終値を一時割り込む不安定さを見せているが、押し目での買い意欲は見られる。23:00現在、76ドル高。 DAX指数も3/25安値から200ポイント上昇し、Wボトム形成による底打ちの気配あり。
なお、野村證券の先物手口でナイト買いにもかかわらず上昇しなかったのは、そのほとんどを立会外で取得しているからである。
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